No.129ー受精確認の電話

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20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。

※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから

★2020年5月頃のお話です。

★前回のお話はこちらから→No.128 採卵の結果

受精確認

採卵翌日。朝からだるさが強くてゴロゴロ。動こうと思えば動けそうだけど、無理しないで最低限の家事だけ済ませる。

9:30 病院から電話。フジ先生でした。

フジ先生:えーと…昨日の受精の結果なんですが…、

えー待って。声がもうなんか気まずそうな気配出てるんですけど…。最悪の事態(全滅)を覚悟。すると意外と、

フジ先生:昨日受精にかけた3個のうち、1個は未熟卵。あとの2個は正常に受精しました。

・・・。

あ、出来たんだ?? 逆にびっくりしたわ。

次回は3日後に受診して、培養の結果を聞くことに。

…あれ?でも未熟卵って、採卵直後の時点でわからないものだっけ??わかっててあえて伝えてなかったんだとしたらじゃあ、残りの30個近くは全部空胞だったってことか(?)

同じ多嚢胞でも、「10個胚盤胞になりました~」って人もいる。そういう人って当然、その数だけ中身がちゃんとあるってことだもんね。何が違うの?

培養して胚盤胞になる確率は半々。ってことは、2個しかないなら1個凍結できれば御の字ってところか。これで妊娠して2人目の卵残すなんて夢のまた夢…どころかほぼ不可能じゃん。

…こんなに頑張ってるのに、なんで上手くいかないんだろ。次の診察行ったら「残念ですが今回は…」って言われる気しかしない。そうなったら精神がどうにかなりそうだな…。

あーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。もう。

まだ起こってもいない悪いことを想像して勝手に落ち込む、シオリの悪い癖です。でもどうしてもポジティブになれない。

出来ると信じてダメだった時、余計落ち込むし。

パーッと遊んで気分転換しようにも、コロナのおかげでどこも開いてないし。(この頃、1回目の緊急事態宣言でステイホームの圧がすごかった時)お腹の張りが強くて歩くと響いて痛いから、どのみち遊ぶ余裕なんてないけどさ…。

家で一人だと、悶々と考え込んでしまってダメでした。

採卵後2日目

割と元気で、普段の家事をするのと座ってのんびり過ごす分には全然平気。でもお腹の張りが凄くて、妊娠6か月は過ぎてるんじゃないかっていうような膨らみ。いつものブヨブヨ感はなく全体的に固くて、ゴムの服でもキツいくらい。ついでに見たことないくらい胸もパンパンで、

なんかもう見た目が…普通に変 (T_T)

妊娠したくても出来ないのに見た目が妊婦って、精神的に辛いです。万が一妊婦と間違われて知らないおばあちゃんとかに声かけられたらと思うと、外出るのも嫌になるんだけど考えすぎ??

卵が今どうなってるかは意外と気にならなくて、全然考えない。(もうダメなものと思ってるから)

でも排卵から2週間、自分の中で育てて結果待ちするより、どの段階でつまづいたのかが明確にわかる体外は自分によく合ってると思いました。

自分がどんな生活しようが卵の分割には何も影響しないし、5日で結果がわかるのも早くていい。

これだけ空胞が多いなら、今まで本当は受精すらしてなかったかもしれないのに妊娠超初期症状調べまくったりしてたのって…。考えただけで虚しすぎる。

でもまた採卵のドリリング効果で自然排卵するなら、その間はやっぱりタイミングにしてもいいのかなぁとも思ったり。方向性が決まらない。

とりあえず、頭の中は「次の周期どうしよう」ばっかりでした。

ここまでの治療費総額…¥970,796

(この体外周期の総額…¥209,638)

No.130に続きます。

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