No.91ー自己流タイミングの難しさ

20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。

※過去４年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから

★2019年８月頃のお話です。

★前回のお話はこちらから→No.90

人工授精

家を買う話が続いたので、結構な時間が開いていたように思えますが…

実際は５回目の人工授精でリセットしてからも、通院は休まず続けていました。

一般的に人工授精は６回やってダメならステップアップを検討ってよく聞くから、うちも最後の１回をするつもりでいました。やっぱり、できれば体外はやらずに卒業したい…。

D5

レトロゾール２×５日分　

■お会計…￥５０６０

D13

エコー・HMG150

卵がまだ小さかったため注射。

■お会計…￥２３６０

D18

エコー・HMG150

ここで人工授精の日が決定するはずが…育った卵は右。まじかー…

（シオリは右卵管が無いので右排卵だと妊娠の可能性が低いのです）

Cクリニックでは希望すれば右排卵でも人工授精が出来るんですが、他の病院の先生に妊娠確立０％と言われたのがずっと引っかかっていました。

期待できない周期に２万円払うの嫌だな～と思ってしまう。

シオリ：今回はタイミングにします。

とはいえ、次のチャンスを待っていたらいつまでも次に進めない。

これからどうしようかと迷っていると、

そうか…とりあえず予約だけしておいて、本当にやるかどうかは後で考えてもいいのか。

説明会の予約

Cクリニックの説明会は月に１回で定員２０人。夫婦で参加する人が多いからすぐに埋まってしまうということで、空きがあるのは最短で２か月後でした。

うちも2人分の予約を入れて終了。

ちなみにタイミングに切り替えた途端、hCG・排卵確認・黄体補充など何もなし。妊娠の可能性は低いんだからまぁいいんだけど…なんかちょっとモヤっとしました。

■お会計…￥２１５０

高温期

ちょうどこの頃は引っ越しに向けた準備に忙しく、寝不足の毎日でした。

今妊娠したら引っ越しと悪阻時期が重なっちゃうから正直困ると口では言いつつ、妊娠の可能性が０のまま過ごすのも嫌。

基礎体温から自分で排卵を予想してタイミングを取っていましたが、高温期の体温はMAXで36.80程度…全然期待はできませんでした。

そのまま普通にリセットしてしまい、寂しいようなホッとしたような…複雑な気持ち。

次の周期は通院を休み、引っ越しに専念することにしました。

↑多嚢胞＆卵管片方無い＆精液所見も悪いのに自然妊娠を期待するという図々しさ

次の周期

通院は休むけど、基礎体温は毎日欠かさず測っていました。

少し体温が下がる度に「今か！？」と警戒。それから数日待っても体温が上がらなくて、「違ったか～」と思ってたらまた下がって「今か！」って、それを繰り返すこと１ヵ月。

いつ排卵してもいいよう頻繁に仲良ししてるのに、いつまでたっても排卵の兆候がない。（放っておいたら３か月は生理来ないんだから当たり前です）

予想はしてたけど、やっぱりそうだよな…。

引っ越し準備が本格的に忙しくなったのもあり、D42を最後に仲良ししなくなりました。

次に基礎体温がガクンと下がったのは、なんと引っ越し前日。

もしかして今日…と思うのも、今月6回目くらいのこと(笑)

2人とも疲れがたまっていて、とても仲良しする元気なんてありませんでした。

引っ越し

そしてついに新居へ引っ越し！

その翌日にはユズオが仕事に行ってる間に、次々来る業者の対応をしつつ荷物を全部片付けました。（段ボールが残ってると落ち着かなくて気合入れすぎた）疲れはピークに達し、新居で早速仲良し♡なんて無理無理…

まぁどうせ今回も違う(排卵じゃない)だろうと思い、諦めました。

そしたら翌日から 基礎体温、爆上がり。

タイミング悪いなぁ、もう！

Ⅾ５４で排卵する卵の質なんて期待はできない。

でも1回目の子宮外はⅮ５８排卵で自然妊娠だったんだから、可能性が無かったとは言えない。

しかもこんな時に限って、36.7℃のラインを１回も下回らない、いつになく安定した高温期がぴったり１４日続きました。

これ、ちゃんとタイミング取れてればもしかして妊娠してたんじゃ？

あぁ、悔やまれる…(泣)

１回も仲良ししなかった周期の高温期ほど虚しいものって無いですよね。

そんな高温期を過ごす中、体外受精の説明会の日を迎えました。

No.92に続きます。