20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2020年1月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→採卵1回目③
体調不良のため、更新スローペースになっています。いつも見てくださってる方、すみません…!泣
D16 採卵3日前
休みだったので、病院の帰りに寄り道。たまにお腹がズキっと痛むけど、歩き回っても元気。採卵前と言ったらお腹パンパンでOHSSの心配をして過ごすってイメージだったけど…2つしか育ってないんだから当たり前か。
何のために2週間も仕事休んだんだろうと思ってしまう。
夜になると常に腹痛・腰痛・吐き気が少しある状態に。
ユズオは早速、採卵当日に丸1日休みを取ってきてくれました。仕事が忙しい時期だったから、午前休にして採精(Cクリニックは院内採精が基本でした)だけしてくれれば充分だったんだけど、麻酔の後の体調が心配だからということで休んでくれました。
シオリ:でも忙しいよね?休んだら後が大変じゃない?
ユズオ:土曜日に休日出勤すれば平気~
それは平気ではないんじゃ…。申し訳なさはあるけど、一緒に居てくれるのはすごい安心。
To Do①
・禁欲期間調整のため、出してもらう
これは特に「自分で」とかの指示は無かったので、普通に仲良し。採卵前に万が一排卵してしまった時に、自然妊娠の可能性が少しでもあればいいなっていう狙いがありました。「一人で抜いといてよね」とも言いにくいですしね…
D17 採卵2日前
昼頃から腹と腰が全体的に痛いのと、なぜか足が全然上がらなくて歩きにくい。階段の登りが特に無理。食欲は増加。
To Do②
・17:00 最後のレトロゾール
To Do③
・21:00 hCG3000自己注射
この2つは時間厳守だったので忘れないようにアラームはかけていましたが、終わるまでは落ち着かず一日中ソワソワしてました。
病院で練習したとはいえ、ペン型じゃない自己注射は初めて。この針がもう…めっちゃ怖い。
めちゃくちゃ緊張して、15分前から机に全部並べて説明書を読みながらイメトレ(笑)ユズオも横に座って、一緒に手順を確認しながら応援してくれました。
21時ちょうど、気合を入れて手を震わせながら…刺す!
よしよし…針は痛くない。
問題はここからなんだけど、もうさっさと終わらせるしかない。
えーい!と押してるんだけど、固くてなかなか押し込めない。(あのボタンというか、何ていうんですかね?注射器の押すところ。)少~しずつしか薬が入らなかったからか、騒ぐほどの激痛というほどでもありませんでした。もちろん痛いは痛いけど。
この一大イベントが終わり、明日は薬も注射もなし!ほっとしました。
D18 採卵前日
ソワソワ変な緊張感がずっとある。症状は少なめ。それはそれで排卵が終わったんじゃないか心配になる。
To Do④
・21:00以降 絶飲食
採卵は全身麻酔のため、夜から絶飲食。他の病院のHPを見ると絶飲食は当日朝からや0時以降だったり、絶飲でも水ならOKのところが多く、21時から水もNGというのはちょっと厳しめじゃない?って印象。
でも言われたことは守らないと…と、21時のアラームが鳴ったら最後の水を飲んで、キッパリ止めました。
すると何も言わずコップをキッチンに置きに来たユズオ。
え?ん? まさか絶飲食に付き合う気??
そりゃ目の前でグビグビ飲まれてもアレだけど、気にしなくていいのに…。
それから翌日も採卵が終わるまで、本当に何も飲まずに付き添ってくれました。
少しでも同じ気持ちを分かり合おうと思ってくれてるんだろうなぁと、優しさにじーんとしつつ…どれだけ優しい人間なのかとちょっと引きました(笑)
そういう人なおかげで、喧嘩もなく過ごせるんですけどね。自慢の夫です。
これであとは、時間通りに病院に行くだけ!
…と言いたいところだけど、心配事がもう一つ。
採卵当日は朝一で下剤を使って出してこいっていう指示があったんです。
何で朝…?何で夜のうちに飲むんじゃ駄目なの…?
何が心配って、シオリはそこまで便秘が酷いってこともないけど、下剤ってものがあんまり効いたことがないんです。コーラックとか飲んでも何も起きないし、バリウム後の下剤も出てくるまですごい時間かかった。
だから朝飲んで朝出すのは難しいんじゃ…って、かなり心配でした。
- ここまでの治療費総額…¥627,244
- この採卵周期…¥79,770
No.100に続きます。