20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2020年12月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.194 流産確定
ここでも自然に出るのを待ってもいいって言われたらどうしようかと思ったけど、希望を聞かれることもなく手術一択でした。
アイ先生:じゃあいつにします?明日以降の平日ならいつでもいいですよ〜
今さっき流産って決まった人相手に、明日でもいいよって軽く言ってくるのすごいな。こっちの気持ちに寄り添ったり慰めるような言葉も一切ないし…いや別にいいけどさ。
希望日を2つ伝えたら、「ちょっと待ってね、1日1件しか出来ないことになってるので」と看護師にスケジュール表を持ってくるように頼んでいました。
したらそれ持ってきたおばちゃん…白紙のスケジュール表(1か月分)を見せながら大きい声で、
ガラガラですよー!今1人も予約入ってません!
あー…うん、いいんだけどさ…
こんな大きい病院で、あれだけの妊婦が居て不妊治療もやってて、それで一件も予定ないんだ。流産はよくあることだって言いつつ今月一人も…私だけね。へー。ってなった。
その日は両方とも空いてますよって言えばいいだけじゃない?ちょっとは言い方考えてくれてもいいのにってイライラ。
…そんなわけで、いつでも好きな日を選べたから4日後の金曜日にしました。手術は日帰りだけど、体調がどうなるかわからないからユズオが居る土日にかかる方が安心かと思って。
日にちが決まったらすぐに紙を何枚も渡されて、
アイ先生:手術は吸引法でやることになります。これが手術の説明と同意書なので、書いて当日持ってきて下さい。えーと…他に何か質問ありますか?
いや、質問だらけじゃ。 まだ何の説明も受けてないんですけど。自分で勝手に紙読んどけってか??
とりあえず術後の妊活再開時期を聞いたら、
アイ先生:一般的には2〜3回見送ってからって話もあるけど、1回生理見て1月から再開してもいいと思いますよ。そしたらまたすぐ移植したりとかも大丈夫です。
うん。できるなら移植したいけど、もう卵ねぇんだわ。カルテ見て話して…。ってまたちょっとイラッ。
入院の流れなどはこのあと別室で看護師から説明があるということだったから、手術のことについては聞かないことにする。そっちでゆっくり聞こう。
最後に染色体検査はどうすることにしたか聞かれたので、やらないと伝えました。
もし原因が見つかったとしても結局は次の妊娠を目指すしかないから、そのお金でもう一回体外やった方がいいかなって。
そう言うと先生は、「うん、その通りだね」っていう反応であっさり終わりました。
ここまでの治療費総額…¥1,280,990
No.196に続きます。