20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2020年8月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.141 移植日決定
D23。ようやく初めての移植日が決定し、この日から胚盤胞移植に向けたルティナス膣錠が始まりました。
膣錠ていうのはその名の通り、膣に直接入れる錠剤…坐薬の別穴バージョンって感じの物です。(言い方よ)
体外やってる人のブログでは高確率で登場するから存在は前から知ってたけど、色々大変そうで良い印象が無い…。しかも初めて使うのに使い方の説明もロクにしてもらえないまま渡されたので、説明書を見ながらドキドキでした。
ちなみにどうでもいいけど私…このルティナスのこと、ずーーっと「ルナティス」だと思ってました。多分初めて誰かのブログで読んだときに読み間違えて、そのまま思い込んでたみたい。検索する時もルナティスって入れてたけど、訂正もされず普通にルティナスの検索結果が出るんですよ。1年半位たってから突然気付いて、1人でめちゃくちゃびっくりしてました。いや、この記事書く前で本当に良かった(笑)
こんな感じで、飲み薬と一緒に18日分。移植後の分まで一気に処方されたから、すごい量でした…
これ毎日ちゃんと飲んだかどうか絶対わからなくなるし、そうなったら数えるのも絶対ややこしい!ってことで、まずは1日分ずつ切り分けて100均のピルケースに入れていく作業。これをしてリビングのテーブルに置いておけば飲み忘れも無いし、病院の袋ごと保管するより見た目もすっきりして良い♪オススメです。
さて、そんなこんなで初めてのルティナス。アプリケーターの先に薬を付けて奥の方に置いてくるっていうものらしいんだけど…
まず、棒長くない?!そんで薬大きくない?!
説明書によると、この棒の半分強(5~7.5㎝)を挿入するとのこと。イメージ的には小さい薬を指に乗せてちょろっと入れるくらいかなと思ってたから、最初見た時なかなか衝撃的でした。
でもいざやってみれば、私は立ったままですんなり使うことが出来ました~。棒の半分のところを持って、そこまで入ったらボタン押すって感じ。多分タンポン使った事ある人なら抵抗なく出来ると思います。物自体はタンポンより細いし。※トイレに座って入れる方法だと、万一落とした時に大変だから絶対立ったまま使ってました。
次に心配していたのは、おりものや薬の溶けたやつ(?)が大量に出るという噂…。
この頃は使い捨てじゃなく布のおりものライナーを毎日当てるようにしていたから、(温活にもなって超おすすめ)あんまり頻繁に濡れたり汚れたりは避けたかったんです。一時的に紙に戻した方がいいかなぁ…
でも量が多いなら普通のおりものシートでは間に合わないだろうし、かといって生理用のナプキンを毎日当てっぱなしにしてたら絶対肌がどうにかなるから嫌…。
どうしようかなぁと悩みつつとりあえず布ライナーを使ったけど、初日は全然大丈夫でした。確かにおりものは出てるけど気にならない程度で、
なーんだ。
色んな人のブログ見てたら大変そうだと思ってたけど、
全然大したことないじゃん。余裕~!
なんて思ってました。が!
2日目→大量の水っぽいおりもので「漏らした?」と思うような状態に。
3日目→薬のカスのような白い塊が出てベットリ。とにかく不快。
4日目→朝からライナーがビタビタになるくらい濡れてる。いちいち洗濯していられないし紙ナプキンを使うことに。真夏だったから濡れると蒸れるしかゆいし、これまた不快。
日に日に増えていくおりものを見て、うわー、これか…!ってなりました。余裕こいててすみませんでした…(泣)
おりものの不快感に加えて、辛かったのが飲み薬の方の副作用。元から飲んでるジュリナだけでも吐き気や頭痛が毎日結構あったんだけど、それに加えて初めてルトラールを飲んだ日…口に入れた瞬間、飲み込む前から「ヴっ!?」ってなるような吐き気がしてびっくり。味が駄目なのか何なのか??
そのあと胸の圧迫感や、耳鳴りというかもはや幻聴?が聞こえたり。(怖い)
腹痛・腰痛は強いし変な夢ばっかり見るし、だるいし眠いしで大変。しかも調子悪くて動かないくせに食欲だけは凄くて、このままじゃ太る一方だと思うと落ち込み…どんどん精神的に追いつめられていきました。
そんな中で、ユズオに対する不満が大爆発する事件が発生。移植直前の大事な時にゴタゴタすることに…。
ここまでの治療費総額…¥1,048,830
(この体外周期の総額…¥288,167)
No.143に続きます。