No.206ー稽留流産 手術⑦

20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。治療歴はこちらから

体調悪化

行きは看護師が付き添ってくれたのに、帰りは体調が大丈夫か聞かれもしないで誰も居なくなってしまいました。えー・・・一人で勝手に戻れってか。

部屋まではたった１０メートル程度だけど、歩き始めたら急激な吐き気とふらつきが。目が回って視界がよくわからないレベル。手すりに掴まって一歩一歩這うように進んでいる間、何人かの看護師が横を通ったんですが完全無視でした。この状態でも声かけないんだって驚きしか無かったですね…。(後から思ったのは、産科病棟だから出産直後でフラフラな人が普段から多くて気にしてないのかも。冷たいね。)

やっと部屋に戻ると、即ベッドに倒れこみました。全身から冷や汗が出て、サーッと頭から血の気が引く感覚。吐きそう。横になってじっとしていたら少しずつ落ち着いてくるけど、もう起き上がれる気が全くしない。

しばらくしたらまた看護師が顔を出しました。今日サインを貰い忘れていた書類があったので…とか何か説明をされたけど、全く頭に入ってこない。今急に体調が悪くなってヤバいことを伝えるも、「あ～そうですよねぇ。しばらくゆっくりしていて下さいね～。」で、普通にペンを渡されました。ちょっと後にするとか無いんか。

なんとか起き上がってペンを握ったら、自分でもビックリするくらい手が震えて明らかに異常。字が書けるようになるまでしばらくかかったけどそれも特に心配されず、ただ黙って横で見てるだけでした…。冷たすぎてもはや恐怖。

ちなみにその書類は、手術前に出さなきゃいけなかった同意書の渡し忘れに術後気付いたという。(先に確認しないの？)さっきの内診室でコソコソ喋ってたのこれか…。ほんとこの病院どうなってんの。

それから今後の生活についての話になりました。

まず、シャワーは明日から。入浴は２週間後、診察でOKが出たらでした。普通シャワーだけなら当日OKなものと思ってたからショック…。

２週間くらいは出血が続くので、なるべく安静に過ごすように。

それから痛み止めの薬を処方してほしいかどうか聞かれました。今日の手術で使った薬や点滴に痛み止めは入ってるのか聞いたら、一切使っていないので今の時点で痛くないなら今後も痛くなることは無いはずとのこと。体調悪いけど腹痛は不思議なくらい無いので、必要無いかな…と思い断りました。

この後は会計の計算が出来たら退院と言われ、最後の待ち時間。

・・・いや、無理だよ？

少し歩くのも厳しいのに帰れる気がしない。でも何とかして帰るしか無いんだよなぁ。どうしたもんか…。

そんなに時間かからず(もっとゆっくりで良かったのに)請求書は届き、１５時には部屋を出ることになりました。