レポNo.4ー初めての卵管造影検査

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前回、卵胞が育たずキャンセルになった話の続きです。

恐怖の【卵管造影検査】を受けることに

病院に通い始めて2周期目で、卵管造影検査を受けることが決まりました。悪い噂しか聞かない、でも最初の方に受けることが必須の、恐怖の検査です…。

ネット上の感想は?

予約を取ってすぐ、【卵管造影 痛い】【卵管造影 どんな痛み】など検索しまくりました。そこでよく見る感想は、「詰まってたら痛い」「少し痛いけど平気」など。思ったほど痛くなくて拍子抜けする人も多いようです。

でも中には「叫んだ」「痛すぎて中断」など恐ろしい体験談も。痛すぎて失神したという方までいらっしゃいました。 怖すぎる…。

しかし避けては通れない検査。覚悟を決めて頑張るしかありません。

シオリの感想は?

結論から言うと、2回受けた私の感想はかなり痛いし二度とやりたくないけど我慢は出来るという感じでした。(2回目は程度がわかっている分まだマシですが、わかっていても痛いもんは痛いですよね。)

ここでは1回目のお話を書いていきます。もちろん痛みには個人差がありますし、検査の流れも病院によって全然違うので、一例として参考にして下さいね。

卵管造影検査ー当日レポ

検査の準備

検査はD4で、まだ生理期間中ですが出血はほぼ止まっていました。生理が終わっていないと出来ないと言われていたので、キャンセルにならないか直前までヒヤヒヤでした。

当日は予約の3時間前から絶飲食(水もNG)の指示。予約が9時だったため、水を飲むためだけに朝6時に起きました。寝坊したら前日夜から水分無しになってしまいます。

病院に着いたらまず、検査着に着替えました。その後エコーで卵胞チェックをして排卵が近くないことを確認。もし既に排卵が近い場合は、その周期は避妊が必須になってしまいます。そして時間がないからと言って、そのまま内診台でバルーンカテーテルを挿入することになりました。

痛いのはレントゲン室に移動してからの話だと思って安心していたので、

シオリ
シオリ

え~ちょっと待って!

まだ心の準備がっ

と内心パニックですが、先生は優しくフォローしてくれる…なんて事はありません。簡単な説明をしながら淡々と作業を進めていきます。

こちらからカーテンの向こうの様子は見えないので、いつ何をされるかわからない怖さが緊張感をあおりました。

バルーンカテーテルが入ってくると、これだけでも地味に痛いです。子宮のあたりで圧迫感があり、何とも言えない嫌な鈍痛。でも痛みの本番はこれからなんて…

嫌な予感しかしない……。

ちょっと恥ずかしい移動方法

内診台でバルーンカテーテルを入れたら、お股から管がぶら下がっている状態。それをテープで太ももに貼り付けられ、ノーパンのままレントゲン室に移動することになります。しかもレントゲン室は別フロアだったので、その状態でエレベーターに乗ります。

K病院ではこの時の移動が何故か車イスだったため、普通に診察室に入っていった女が車イスで運ばれて出てくるという違和感の塊で、他の患者さんの目線が痛かったです。

検査本番ー造影剤を入れる

レントゲン室に着いたらいよいよ本番。モニターで少しずつ様子を見ながら造影剤を入れていきます。どれほど痛いのか未知数なので、緊張MAX+既に変な汗がじっとり。

どのタイミングで痛みが来るのかわからなくてドキドキするところ、遊園地のフリーフォールの、落ちる直前の感覚に似てます。

決して楽しいドキドキではないですけどね。

先生の声かけ直後に、じわっと来る鈍痛。

シオリ
シオリ

あ…ちょっと痛いな…でもこれくらいなら大丈夫…

いや、けっこう痛いぞ?ん?痛い痛い

これはヤバいぞ?

と、ここから先はもう黙って我慢は不可能。小声で唸ったり痛いと訴え続け、指を高速でパタパタさせることで気を紛らわして耐えるのみでした。

造影剤はどんな痛み?

汚い話になって申し訳ないんですが、あの痛みを例えるなら、私はヤバめの下痢がしっくりきます。鋭く刺すようなツーーン!! とした痛みと、過去最大級の生理痛が同時に襲ってきた感じでした。

1番辛いのは、あと何秒我慢すればいいのか全くわからないことです。カウントダウンがあれば頑張れる気がしますが、終わりがわからない痛みは永遠に感じました。

卵管の通りが問題なければ、痛みが無いまま一瞬で終わったという人も多いので安心して下さい。私の場合は片側に詰まりがあったので造影剤が入りにくく、痛みを感じる時間も長引いてしまいました。

検査終了後、体調悪化?!

造影剤を入れ終わったらレントゲンを撮ってから着替え、検査は終了。帰る前にも診察があるので、待合室に戻りました。

検査直後の私は、まだ残る強い痛みでゲッソリ。看護師さんにしばらく横になるか聞かれましたが、そこまでではないと思い断ります。

しかし数分たっても痛みや吐き気がおさまらず、寒気と頭痛も出てきてどんどん体調が悪く。魂が抜けたようにボーっと座っていました。

よっぽど顔色が悪かったのか、受付に居た看護師さんが血圧計を持って寄ってきました。その場で測ってもらったら、え?!と声をあげる看護師さん。驚くほど低かったようです。しばらくしてから測り直しても、少し貧血気味と言われました。

その時は聞く元気も無くてスルーしたけど、どんな数値を叩き出していたのか今さら気になります。

(帰ってからもしばらくお腹が痛かったけど、家で休んでいるうちに徐々に引いていきました。痛みに弱くて心配な方は、検査の日は予定を入れないのが安心です。)

検査の結果は…

卵管造影の結果は、左は問題なし。右は詰まりがあったけど、造影剤によって通ったから今後は問題なしということでした。

シオリ
シオリ

先生が言うなら大丈夫なんだろうなぁ。痛かったけど、治って良かった。

右の卵管が全然大丈夫じゃなかったことがわかるのは、この検査からちょうど1年後です。

私は詰まりが治ったと言われた右卵管で子宮外妊娠を繰り返しています。もし検査の結果問題ないと言われても、その後もずっと大丈夫なんだと思わずに、皆さん注意を続けて欲しいなと思います。

■本日のお会計…¥5920

ゴールデンタイムの到来

検査が終わったら、いわゆるゴールデンタイムと呼ばれる妊娠しやすい期間

そしてこの日から、初めての排卵誘発剤クロミッドを使ったタイミング周期に入ることになりました。

これで3ヶ月以内には妊娠出来るはず☆と、私の頭はまだお花畑なのでした。

ここまでの治療費総額…¥25060

次回、初めてのクロミッド周期で排卵できる?! のお話です。

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