20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2020年5月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.127 採卵後の吐き気
30個も採ったのに…
内診が終わり、先生とお話。採卵の結果は・・・
フジ先生:それで今回は、たくさん採卵したけど…実際に取れたのは3個でした。これを受精にかけて、結果は明日の朝こちらから電話でお伝えします。
3個・・・。思った以上に少ない。
この時点で0じゃなかっただけマシだけどさ。培養士には「30個以上採った」って言われたから、10個に1個以下ってことか…
しかも、大きい群(20mm以上)からというわけでも小さい群(16mm前後)からというわけでもなく全く規則性が無かったらしく、次回やるとしてもどうすれば卵が取れるのか全く予測がつかないと言われてしまいました。
ちなみにユズオの結果は悪くなく、顕微の必要は無いそう。(結果の紙とかくれなかった)
でも数が少なかろうが、この病院では胚盤胞になったものを凍結という方針は変わらない。そんなん、3個受精にかけて1個でも残ればラッキーなくらいじゃない?今回も移植出来る気がしないし、ましてそこから妊娠なんて…。すっかり諦めモードで落ち込んだまま診察を終えました。
会計
診察が終わって部屋に戻り、ユズオに報告。
残念だけど全滅じゃない分、前回よりは良かったよね。でもこれで妊娠した上で二人目の為に卵を残す(当初の目標)のはほぼ不可能だよね…。
そんなことをしばらく話していると看護師さんが来て、点滴が外されました。
看護師:では、あとは会計が来たら退院になりますので、お帰りの準備してお待ち下さいね~。
言われて着替えてる途中にふと気付く。
え、結局痛み止めくれなかったし飲水もOKされないまま退院の時間になった・・・!!
先生に聞く聞く言って、もしかして全部忘れられてただけじゃ…?またちょっと不信感。
わざわざ聞きに行くのもあれだし、退院ならもう勝手にしていいんだろうなってことで自己判断でオレンジジュース飲みました。空腹にしみわたる甘み…。絶飲食の時は甘い物を買っておくのがおススメです。
しばらくすると部屋に会計明細が運ばれてきました。看護師じゃなく事務の人みたいで、会計と処方箋の説明だけされて終了。
ええぇ…今後の生活の注意とか何もなかったよ…。今日の入浴の事とか、運動控えるようにとかOHSSに気をつけるようにとか絶対あるじゃない…ねぇ?
色々あっさりしすぎてて衝撃でした。
でもそれ以上にびっくりしたのがお会計。
パンフレットには19万円+税と書いてあったから20万は超えるものと思っていたのに、請求金額は税込みで16万5千円。内訳は採卵12万・入院3万・薬代・税。
後でパンフ見返したら「移植・培養代も含んで19万」って書き方だったから合ってるんだけど、この時は「なんでこんな安いんだ?!」って、嬉しい想定外でした。それにしても30個採卵して麻酔も込みで12万って破格ですよね。それに比べて個室代高すぎるけど(笑)快適だったから良しとしよう。
荷物を片付けて会計に出発。ここまでで13時でした。(病院に着いてからちょうど4時間)
処方された薬はカバサール・バナン・トランサミン。これもほぼ説明無かったけどOHSSの症状軽減と感染予防のための薬みたいです。
■お会計…¥165,000
寄り道で後悔
帰るころにはお腹痛いけど意外と元気だったから、電車乗り換えのついでに栄に寄ることに。元気なうちに大人しく帰った方がいいだろうなぁとは薄々思ってたんだけど、せっかくユズオが休み取ってくれたんだから貴重な平日ランチデートの機会を逃したくない…!っていう執念で行ってしまいました。かなりお腹もすいてたし。
結局大好きなサンマルク(メイン料理+パン食べ放題の店)に行ったんだけど、食欲はあるけどあんまり美味しさを感じない。っていうか座ってるのもだるい。ちょっと勿体なかったですね…。
駅に向かう途中に成城石井があって、ユズオが「今日は頑張ったからご褒美スイーツでも買う?」と言ってくれて、普段なら「ヒャッホーイ!!何にしようかなぁぁ!!!」ってなるところだけど、それもあんまり気乗りせず。
どんどん疲れが出てきて腹痛も強くなり、
あー…やっぱり
寄り道するような元気は無かったなぁ
と少し後悔しながら帰って速攻昼寝。
夕食後にはロキソニン飲んだけど、それでもなかなか寝付けないくらいの腹痛が続きました。
ここまでの治療費総額…¥970,796
(この体外周期の総額…¥209,638)
受精の結果は・・・No.129に続きます。