★2020年5月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.123
D17 採卵前日
朝、起きた瞬間は全くの無症状。
あれー??ほんとに卵30個も育ってるとは思えないなぁ…と思ってたら、意識がはっきりしてくるにつれて強めの吐き気とお腹の張り。ユズオのお弁当作りに起き上がってみたけど、10分後に布団に戻る(笑)朝の二度寝は基本しないからだいぶ珍しい。
しばらくゴロゴロしてたら回復して、普通に元気に家事出来るようになる。
昼から母と会って買い物へ。(週1ペースで一緒にちょっと遠くの激安スーパーに行ってるんです)自分の中ではもう体調も問題なく、普段通りのつもりなんだけど…
シオリ母:いや相当調子悪いよね?!顔色も悪いし、今にも倒れそうじゃん。もう早く帰ろ!
なんて言われる始末。でも確かに、スーパーをうろついても全然足が進まないし、頭も回らない。あれこれ買っても作るの不可能な気がする。
帰ってからは何もしないでボーっと過ごし、8時過ぎてもご飯の用意してない。のに、気にせずお風呂入っちゃうくらいのやる気の無さ。絶対お惣菜買っとくべきだったね…。
その後ようやく料理始めて、ユズオが帰ってから遅めの夜ごはん。明日は採卵終わるまで絶食だからしっかりめに食べたけど、お腹が張って食欲はなし。
だるさと眠気が異常で早めに布団入ったけど、いざ寝ようとすると遠足前みたいな変なテンションになって眠れない。
D18 採卵当日
朝6時まで飲水OKだったからその時間にアラームかけてたけど、5:30に自然に起きる。起き上がる時に強い腹痛と目眩と、立っただけで息切れがしてゼェゼェ、ハァハァ。
えっ、何かヤバくないか…?
とりあえず水だけ飲んですぐ布団に戻ったけど、朝日をがっつり浴びたせいで寝付けずゴロゴロ。化粧禁止&飲食禁止だと着替えくらいしかやること無いから、ギリギリまで横になって過ごす。
食欲は全くないのに、お腹がめちゃくちゃ鳴ってる不思議な感覚。(電車乗るの恥ずかしい)今日終わったら帰りに栄寄ってランチする気満々だけど無理かな~?なんて余裕ぶっこきながら病院へ向かいました。
9時ちょうどに病院着いて、日帰り入院の受付を済ませたら産婦人科病棟へ。案内された部屋に入ってびっくり。
めっちゃ広いーーっ!
ソファー、テーブル、洗面台、トイレ、シャワールーム付き。何で採卵くらいで個室なのかは謎だけど、何するにも周りを気にしなくていいのは快適でした。付き添いのユズオも、ここでゆっくり待機できるし。
看護師:ではお持ちいただいたパジャマに着替えてお待ちくださいね。ここで点滴の処置などを済ませてから採卵室に移動します。
え…? 手術着とか無いんかーい( ゚Д゚)
持ち物に[前開きのパジャマ]ってあったから何用か不思議だったけど、まぁ終わった後の安静時間に着るのかな?(いらんけど)と思ってたから衝撃でした。まさかパジャマで採卵に行くとは…。
ちなみにパジャマは結局買わず、唯一持ってた冬物を引っ張りだしました。5月にモコモコパジャマ…人に見られると思ってなかったからちょっと恥ずかしい。
しばらく待っていると、点滴のルート取りのため若い看護師さんと見たことない女医さん(?)が登場。
ここからがもう、採卵より何倍も痛くて最悪な時間でした…。
ここまでの治療費総額…¥805,796
(この体外周期の総額…¥44,638)
No.125に続きます。