20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2021年3月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.224 新鮮胚か凍結か
高14になっても体温は36.8で、茶オリはじわじわ増えていたけどそれ以外リセットの気配無し。
妊娠の可能性は一応0ではなかったけど、卵管が無い右排卵だった上タイミングは全く合ってなかった(hcgから50時間後の仲良し1回のみ…笑)から、まさか着床出血かも…!? 的な期待は一切していませんでした。
その翌日、36.4に下がりリセットを確信。朝から茶オリが増えててそのまま出血始まるかと思いきや…
血って言うより、赤黒い塊?というかゼリーみたいなものばっかり。
なんかいつもと違って変な感じだなーと思いつつ仕事をして、夕方から病院へ向かいました。
診察室に入るとエコーなども特に無く、術前検査の採血をしながら
先生:じゃあ薬はいつもと同じ量(D5からレトロゾール2錠✕5日)で、次はD12に見ますね。
…で終わりの空気。ここでは初めての体外なのに超あっさりー…!笑
都合の悪い日があればこの時までに伝えるようにと説明会の資料にあったから、仕事がシフト制で1週間前にならないと予定がわからないことを内心ビクビクしながら伝えました。※パート先はワンオペの飲食店だったんだけど月曜のシフトが金曜に発表+メンバーが実質3人しか居ないっていうありえない環境で、採卵に合わせて急に休むのはほぼ無理だった
そんなんじゃ困るよ〜とか嫌な顔されたらどうしよう…と思ったら先生は「うん、それがどうした?」みたいな反応で、これまたあっさり。
先生:次回がD12に卵胞チェックで、いつもそれくらいで卵育ってくるから…早ければD14〜16に採卵、その2日後に移植になるね。来るの難しそうならまたその時考えればいいから。どうしても都合悪ければタイミングに変えてもいいしねぇ。
軽く言われただけで、そんなもんかと拍子抜け。そっか…前の周期から準備してたり注射を何本も打ってたら採卵を最優先するしかないけど、レトロゾールだけなら普段のタイミング周期と全く変わらないもんね。駄目なら次周期にしたらいいだけか…。
低刺激だとそういうメリットもあるんだと気付き、かなり気が楽になりました。
しかしさ…その予定でいくと、早ければD16に移植だから…
今日始めて一ヶ月後にはもう妊娠してるかもしれないってことだよね?
えー、改めて考えると早すぎる!
前回の胚盤胞移植の時は周期の始めから1回目の判定日まで丸3ヶ月・2回目の判定日まで5か月かかった事を思うとかなりスピーディーで、じゃあやっぱり多少成功率が低くても結果出るのはこっちの方が早いのかもしれないと思う。少なくとも自分にはサクサク進む方が合ってる気がする。
体外は移植まで時間がかかるってイメージが強かったから、いざ1か月後に妊娠してるかもと改めて思うとまだ心の準備が出来てないような、楽しみなような、なんだかフワフワした気持ちになりました。
あとは受付に同意書を出してお会計。
顕微授精の同意書(レスキューを希望する場合も先に出す)は、とりあえず今回は提出しないことにしました。
■お会計…¥22000
クロミッド→レトロゾールにしてる分高いかと思って多めに持ってたけど、想定外に安くて得した気持ちに。次回は術前検査とブセレキュアも無くなるから、ほんとに良心的な値段設定。
その後本格的に出血が始まり、だるさや吐き気もドーンと出てきました。
あんまり実感無いまま、ぬるっと採卵周期スタート!
ここまでの治療費総額…¥1,344,250
No.225に続きます。