No.112ー受診2回目で転院させられる…

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20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。

※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから

★2020年3月頃のお話です。

★前回のお話はこちらから→初診でMRI検査

手術の説明のはずが…

多嚢胞なのにD14で排卵直前という奇跡が起きてから1週間、D22の受診。卵管が無い側の排卵だったから期待はほとんど出来ないけど、自己流でタイミングは取っていました。

先にエコーがあるかと思いきや、お話だけだったので排卵確認できず。でも高温期に入ってるから排卵はしてるんだろうし、まぁいいか…。

今日は手術の説明を聞く予定だったので夫も呼ぶように言われていて、仕事を抜けてきたユズオと一緒に診察室へ入りました。まずは前回受けたMRI検査の結果から。これは特に問題ないだろうと思っていたけど…

先生:MRIの結果なんですが…お腹の中に出血のようなものが見られました。採卵後ということなんでその出血か、もしくは内膜症か何かですかね…

え…出血??採卵後は何度も出血無いの確認してるから違うと思うんだけど。内膜症も、あればエコーでわかるんじゃ?(今まで一回も言われたことない)

先生:それで、もし癒着があった場合は開腹手術になってしまうので、更にリスクが高くなってしまいます。他の先生とも相談した結果、うちではドリリング手術はやはり勧められないということになりました…。

ん?ちょっと待って??そもそも癒着があるかどうかを調べるためにMRIするって言われて受けたものなのに、何で今わからない感じなの?じゃあ何のための検査???

どういう事かつっこもうかとも思ったんですが、

先生:あの…今はコロナの影響で病院のスタッフも減っていて、そういうリスクが高い患者さんの手術は受けられないっていうふうに決定してしまって。本当に申し訳ないんだけど、うちでは…。

何とかしてあげたかったんだけど、私の意見じゃどうしようもならなくて。って、申し訳なさそうに言葉を選んでくれる先生を見て…

あー、つまり検査の結果がどうこうは関係なく、(悪い言い方をすれば)【何でもいいから理由つけて追い出せ】ってことに決まったんだな…と察し。

この先生に文句を言ってもしょうがない。でもここまで来たのにまた振り出しかと思うと泣けてくるよ…。

まだニュースで流れ始めたばかりのコロナが、初めて自分に影響した瞬間でした。

紹介された病院

先生は本当に申し訳なさそうに、「ここなら絶対にコロナの影響は受けない。それにフジ先生っていう、不妊治療が専門の凄く良い先生がいるから」と転院先を紹介してくれました。そこは市内のB日赤病院。

名古屋には日赤病院が2つあって、あの感じ悪いナミナミ先生がいるA日赤病院とは別のところです。不妊治療もやってるのは知ってたけど、家からも職場からも遠いエリアなのと、総合病院だから基本午前診のみってことで通いにくすぎるから候補にも上がったことがなかった病院。

正直そこはちょっとなー…とは思ったけど、こんなに良い先生が信頼してるって言うんだからよっぽど良いところなのかも。

他に候補があるわけでもないので、B日赤病院に紹介状を書いてもらうことに。

本来なら紹介状作成に2週間+そのあと初診予約に2~3週間という流れなんだけど(長すぎる)、それは申し訳なさすぎるからと言って、紹介状は最短コースで数日で仕上げ&先生からフジ先生に直接電話で事情を話し、初診予約も最短で取ってくれました。

最後まで本当に優しい先生…出来ればここに通いたかったけどな。

■お会計…¥220(安すぎて二度見)

数日後、紹介状の受け取りに行って¥2500の支払いでした。

ここまでの治療費総額…¥755,328

転院が決まってから2週間後、あくまでドリリング手術を希望する気持ちは変わらないままB日赤病院の初診へ。この転院で運命が大きく変わっていくことになりました…。

No.113に続きます。

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