20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去４年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★前回のお話はこちらから→不妊治療卒業
前回のブログでついに不妊クリニックを卒業するところまで辿りつきました！
いや長くかかりすぎたよ本当…。ここまでは妊娠中に書き上げてしまうつもりだったのに、気付けば何だかんだでプラス２年かかってたよね。かかりすぎ
こんなブログを気長に読んでくださった方、(居たらだけど)本当にありがとうございます。
さて、今回は最後のまとめです。
シオリ夫婦が結婚したのは２０１６年５月。１０月、結婚式が終わると同時に今すぐ子供が欲しい！と思ったものの一度も生理が来ず。
とりあえず病院行ったらそのまま不妊治療が始まっちゃったので、自己流で妊活していた期間は０です。
不妊治療に通っていた期間は２０１７年１月～２０２１年７月までの４年半でした。
最初はタイミング法からでしたが、とにかく卵が育たなくて排卵日自体が来ないという状況だったので早々に自己注射を毎日することになり、タイミングにしてはバカ高かったです。
それから人工授精を５回。
体外受精では採卵５回、移植３回。
その間に妊娠は４回しましたが、
- １回目ー子宮外妊娠(自然流産)
- ２回目ー子宮外妊娠(手術)
- ３回目ー心拍確認後の流産(手術)
とまぁまぁな地獄を見て、４回目の妊娠でようやく出産することが出来ました。
さて、そこまでにかかった総額はいくらだったかというと…???
ドゥルルルルルルル・・・・
毎回１番下に累積書いてたから、ここでもったいぶる意味は無いんだけど笑
じゃん。
１６６万７５２０円でした‼‼‼
これはどう…どうなんだろ???
通った年数と採卵回数の割にはかなり安いんじゃないかと思うんだけど、その理由は色々あって、
①手術やら卵巣が腫れたやらで休まざるをえなかった期間がけっこうあったこと。
②そもそも卵が育たなくて排卵日を迎えずキャンセルになった周期が多いこと。
③採卵しても移植まで行くことが少なかったこと。
５回の採卵で合計４０個ぐらい卵は採れたけど、グレードがどうとか以前にまずほとんど空胞で受精に回せたのが５個しか無かったからね。しかもそのうち２個は「一応やってみますけど」って感じで結局受精せず終わったし
④後半は【成功率がちょっと低い代わりに安さを売りにする病院】を選んだこともかなり大きいです。(大金払って失敗で終わるのは精神が持たんかった)
そんな感じで、相場よりはかなりお安く済んでたんじゃないかなと思います。
いや安い安いって言っても、冷静に考えて１７０万。
世の中の大半の人は０円で妊娠するんだよねとか考えたらとんでもねぇ額なんだけどさ。
悲しいこと考えるのやめよ？
はい、そして次に貰ったお金の方。これは改めて見返してみたらかなり額が大きくて、
・子宮外の保険金ー393,500円
・流産手術ー11万円 ＋ 107,250円 (この時は２社入ってた)
・体外受精助成金ー25万円 ＋ 288,500円
合計すると、何と1,149,250円
まぁ手術の保険金は不妊治療と関係あるのかって言ったら微妙な感じだけど、全く無関係でもないので入れました。保険大事よ。
差し引くと実質負担したのは５２万円。
これ計算してかなりびっくりしたんだけど、平均したら月１万くらいしか出してなかったってことなんだよね…。
実際はここに交通費やらサプリ代だったりやらがかかったり、休んだ時に目減りしたパート給料のことがあるからもうちょっと払ってるんだけど。
シオリの場合は最初の２年の「こんなに時間とお金かけたのに結果が出なかった」っていうストレスが間違いなく１番大きかったので、(基本がケチな人間なのでね笑) 思い切って近い＆安いで数うちゃ当たる戦法に切り替えたのが妊娠に繋がったんだろうと思ってます。
そこは結果論でしかないのが難しいところだけど。
今は体外受精も保険適用になり、その代わりに助成金が廃止。我が家も2人目を考え始めていますが、色んなことが今までの経験とは全く違うものに変わってるだろうから、もう予測不能でどうなることやらですよ。
２０代で２人産むつもりだったのにもうすぐ３５やしね…それが一番の想定外だわ
［どこまでやったら諦めるか？］の問題を期間で区切るのか、金額で区切るのか…難しいところだけど、できるだけ後悔(とストレス)の無い通院方法を選んで再び頑張っていきたいなと思っています。
では！通院再開したらまた～。
