20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2020年2月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.110 M病院初診
まさかの自然排卵
普段なら放っておけば3ヵ月は生理こないような多嚢胞なのに、D14で自然に育っていた卵胞。
想定外すぎてめちゃくちゃビックリ。
先生:育ってはいるけど右だから…卵管無い方だもんね。でもせっかく育った卵を無駄にするの勿体ないし、すぐにCクリニックに戻って見てもらえば、採卵するっていう手もあるんじゃない…?
想定外の提案にまたビックリ。貴重な卵を何とか出来ないかって考えてくれるのは嬉しいけど、Cクリニックに戻って採卵なんて…
(急には出来ないだろうけど、出来たとしても)色んな意味で絶対嫌です。卵1つの為に33万払うのもキツいし。
今回はダメ元のタイミング法でいくから大丈夫とお断りしました。
手術に必要な準備
肝心のドリリング手術について、先生はあまり積極的には勧められないようでした。理由は、手術は一昔前(体外が主流じゃなかった頃)のやり方で最近は症例がほとんど無い事。手術自体のリスクが体外より高い事。
ただシオリの場合は1度体外もやった上でドリリングを希望しているので、本人が強く希望するならやってみてもいいんじゃないか、ということ。
ただ手術前にMIR検査を受けるのが条件でした。
MRIで前回の手術(子宮外)による癒着が無いか確認して、結果が良ければ術前検査(採血)に進む。もし癒着があったら腹腔鏡では難しいから開腹手術になって、その場合は更にリスクが上がるからもっと大きい病院に回すことになると。
この時はそういう説明でした。
その間にも手術の枠はどんどん埋まっていってしまうから、とりあえず出来る前提で予約を取っておきましょうということになり、約1か月後の3月末に手術・入院の予約を入れました。
MRI検査
MRI検査は後日改めて…かと思いきや、食後けっこう時間が経っていたことと、たまたま空きがあったので何と今から!!どういう検査かネットで予習する暇もなく、すぐに検査室に向かうことになりました。
ロッカールームみたいな小部屋で検査着に着替えて、緊張しながらいざ部屋の中へ…。
簡単な説明を聞いてから検査室に入ると、「耳栓は使われますか?」と聞かれました。
検査で耳栓…?何で?
って一瞬迷ったけど、わざわざ聞くって事はそれほどの大きい音が出るのかも。まぁ大は小を兼ねるしと思い「ハイ!」と受け取りました。
シオリは閉所恐怖症ってほどではないけど暗くて狭い所は苦手で、更に耳栓なんかしたら怖いかも…ってちょっと心配。
でも実際は部屋明るいし、検査範囲がお腹だけだから上半身は外に出てるしで余裕でした。
余裕だけど、検査中の音、すごいのよ!
15~20分くらいの間ずーーーっと、工事現場の真ん中で寝かされてる感じ。 トントントントン…って頭に直接響く音が、まな板で体を輪切りにされてるみたいで特に嫌でした。(無駄にグロい想像力)
耳栓あって本当良かった~。技師さん聞いてくれてありがとう…!
※調べてみると、ヘッドホンで音楽流してくれるところもあるみたい。次やるならそれがいい。けどあの大音量と混ざって変な感じにならないのかな??疑問です。
そんな感じで検査は無事終わり、また診察室へ。
次回は検査結果と、手術の説明も一緒にするから夫と一緒に来るように言われました。
1か月後には何事もなく手術を受けられると思ったのに、問題発生…?!
■お会計…¥6,774
ここまでの治療費総額…¥752,608
No.112に続きます。