20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2020年11月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.162 移植前日の食欲
13時ちょうどに呼ばれ、採卵室があるフロアまで移動。私は2回目だったから勝手がわかって落ち着いてたけど、案内の看護師さんの方が移植に立ち会うの初めてだったらしくガッチガチに緊張しててなごんだ。笑
いざベッドに横になって準備がすすんでいく中…ふと冷静になると、この格好さ。
内診の比じゃないくらいヤバいな?!
下半身パッカーンなのは当たり前としても、お腹にも超音波当てるから胸から下がほぼ丸出し。最初にかけてたバスタオルなんて、台が上がればもうどこも隠せてないし。
お腹の肉とか…ムダ毛とか…普段見えないから気を抜いてる部分が全部出てる上、更にめっちゃ明るいライトで足元から照らされてるっていう…。前は緊張しすぎてあんまり気になってなかったけど、これはヤバい。
だいぶ恥ずかしい。諸々の前処理必須でした。
先生が準備進めながら今回の卵について説明してくれたんだけど、卵の戻り具合は[とても良い]と[良い]の中間。ざっくりした評価でよくわからんけど、まぁまぁ優秀って事…?
内膜は10mm。って…1週間前も10mmだったんだけどその時から育ってないってこと?それとも育ってから詰まって薄くなった??これも良いのかどうかよくわからん…
でもまぁ、悪くないなら考えなくてもいっか!!って感じで気にしない。
いざ移植の時・・・前は最初から最後まで全くの無痛だったから余裕こいてたら、今回はチューブを入れる時に痛みというか変な違和感があってちょっと怖かった。同じ先生がやっても違いがあるの不思議。
それから卵を入れる時、前回は目を凝らしてもキラキラが全然見えなくて。結果陰性だったから、また見えなかったらなんか縁起悪いしヘコむなー。でも見ないと気になるし…と思ってたら、先生の体でモニターが全部隠れて何も見えない(笑)
「入れます」「入りました」の声を聞いてるだけで終わりました。それはそれでいっか…。
卵が入った後もこの子がどうなるかは不思議と気にならなくて、トイレ行きたくなってきたなー。仕事前にマックポテト食べたいなー。お腹鳴ったら恥ずかしいなー(鳴った)。とかどうでもいいことばっかり考えてたら…
看護師:終わりましたよ~。
シオリ:あっ、ありがとうございまーす!(勢いよく体おこす)
看護師:あっっ!?安静!安静時間あるから!まだ寝てて!
シオリ:あ、そっか。忘れてました。(寝る)
なんてことに。そういえば安静なんてものあったなぁ。いかんいかん。でも、
看護師:じゃあ今から安静時間…あと2分ですね。
って。それもう、今起きても一緒じゃね???(笑)
全部終わってから時間測るんじゃなくて、卵が入った時点でタイマー回してるみたい。その数分に意味はあるのか…
今日は移植後、hcg5000を注射。そのまま「じゃあ次は判定日で…」って言って終わりかけたから、さすがにそれだけじゃ不安で飲み薬もお願いしたら出してもらえました。こっちから言わなきゃ何も無しって焦る…。
終わって待合室を出たら、その足で即トイレ行きました。まだしばらく我慢もできたけど、そんなんで流れる訳ないんだから別にいっかーって。更に仕事まで時間なかったから、お腹も気にせず小走りで駅へ。
今回は本当に、大丈夫??ってくらい色んな事が全然気にならない。
でも、自分があまりにもリラックスしてるから今回は逆に上手くいくんじゃないかな?っていう予感はありました。
■お会計…¥91608
ここまでの治療費総額…¥1,246,302
No.164に続きます。