20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2021年4月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.243 採卵③
失敗を確信
採卵後、呼ばれずに残ったのは2人だけ。もう一人は信号待ちで一緒だったあのお姉さんでした。すぐ目の前の椅子に座ってたんだけど、こっちを振り返って不安そうな顔…。
なんかおかしいですよね???ってアイコンタクトを交わし、ここでも会話は生まれませんでした(笑)全力で人見知り発揮。
ここで呼ばれなかったっていうのはどう考えても順調ではなくて、空胞だったか…前みたいにずっと探してくれてるとか?あとは何があるだろう。
…でもまぁそんなことは想定内ってか慣れてるし、狙いは最初っから来月だし、うん。
別にいっか!!☆ 切り替え早
採卵が決まった時点から今回はダメそうだと思ってた予感が的中した自分の勘の良さに軽く感動すらしつつ、ゆっくり心の準備をしながら待ちました。
その後もう一人のお姉さんが先に呼ばれ(何で?)、外来の患者まで先に呼ばれ始めました。採卵の人はもうとっくに全員診察終わって会計待ちしてる。
オイオイオイ、さすがにどうしたよ…。え、忘れられてないよね??
そろそろ受付に聞きに行った方がいいんじゃないか迷っていると、ようやく呼び出しのアナウンスが流れました。
採卵終了
やっと診察室に呼ばれて入ると、写真を持った先生が…すでにめっちゃ気まずそうな顔してるーっ!いやいいんだよ、もうわかってるから。
先生 えー…これね、卵は取れたんだけど、拡大してみたら変性卵ってやつで、これは受精しないから…今回はここで終了ね。
言いにくそうに伝えられたんだけど一瞬意味がわからなくて。
シオリ え、卵取れたってことですか?空胞じゃなく??
採卵=ほぼ空胞で当たり前だと思ってたから、聞き慣れない変性卵という言葉がむしろ成長してるように感じ、落ち込むどころかちょっと嬉しささえありました。
このまま放置すると周期が短くなって3か月くらい乱れちゃうことがあるから、高温相をキープする薬を飲むことになり、(確かに前の所では放置されて狂いまくった)それから内診で出血が無いか一瞬チェックしてすぐ終了。
待合室に戻ると、採卵の人達が全員まだそこに居ました。え、会計そんなに時間かかるの?マジかよ。
と思ったら座る間もなく呼ばれてすぐ会計。え、たまたま?…まさか会計だけは順番変えられないとか??だとしたら皆待たせてごめんね。
■お会計…¥200,000
薬の説明があったけど何故だか頭がボーっとして、全然話が入ってきませんでした。
ここまでの治療費総額…¥1,568,020
No.245に続きます。