No.201ー稽留流産 手術②

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20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。治療歴はこちらから

10:30 手術前の説明

ユズオと別れて部屋に戻ったら、特にすることもなく待ち。静かな空間に時々赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて、何とも言えない気分。

流産患者と妊婦を同じ空間に入れるの、何とかならないもんかね…本当。

いつか自分が出産で入院する時も、その隣には悲しい理由で入院してる人が居るかもしれないって事を忘れないようにしよう。

…なんて考えてたら、綺麗な女医さんが手術の説明の為やってきました。

先生:手術についての説明はこちらの通り、既に西尾先生から聞いていると思いますが、改めて…

うん。西尾って誰??

先生に見せられた紙は、手術の内容に関する同意書。

その紙を渡された時には、看護師から手術が吸引法だってことを聞いただけで詳しい説明なんてされてない。しかも、医師の名前と日付のところが空欄のままだったんです。

こんなのにサインさせるって絶対おかしくないか??と思いつつ、言われた通り書いて今朝出したものでした。

西尾先生から説明を受けて同意のサインをしたって形になってるけど、その人に会ったこともないんですけど…。

でも自分のサイン入りの同意書が目の前にあるのに、説明されてませんとか言ったらヤバい奴だと思われるんじゃ?ただでさえ付き添いの件で既に若干クレーマー扱いされてそうだしなー…と、一旦飲み込む。

そしたらその女医さんの方から改めて丁寧に説明をしてもらえたので、まぁそれで良しとしました。

この病院に対する不信感はすごいけど。

その説明によると、今回の麻酔は完全に眠るんじゃなくて、意識が少し残る物だそう。

前回の掻爬の時も手術中は意識があるような無いような感じで、終わった後も全く寝ずにユズオと話し続けてた。1時間後には意識もはっきりしてたし…うん、それと同じ感じならけっこう早めに帰れそうかも。

それからアレルギーや喘息の有無、家族に心臓等の病歴があるかを確認されました。祖母と母が心臓が悪かったことと、私も不整脈をいつも指摘されることを軽く伝えたら、思ったより深刻な感じで色々詳しく聞かれました。こういう理由で詳しく確認するんですよ、と教えてもらったけど…何だったか忘れてしまった。

そして!私にとっては最重要なポイント。担当の看護師さんに、点滴のルート取るのが毎回めちゃくちゃ大変だってことをアピールしておきました!

5月の採卵の時にも痛い目見てるので…(5回刺し直しされてマジで泣いた)

だからもう、1回目で無理そうだと思ったらその時点で次は手首からにしてほしいと伝えました。そうやって釘を刺しておけば、何度も粘られることはないかなっていう淡い期待。あわよくば、ベテランの人を最初から連れてきて欲しい。

点滴は先にこの部屋で準備してから手術室に向かうんだろうと思って今伝えたんだけど、

看護師:あ~、今回は点滴も手術室に入ってから医師が準備をしていくので私ではないんですよ~。なので、担当の先生にそのこと伝えますね!

とのこと。医師が点滴かー…。っていうかまともに伝わる気しねぇー…(遠い目)

待ち時間

この時点で10:45。到着から既に1時間です。

手術、いつからなの…。

ユズオに目安の時間を伝えておきたいし、何より気分が落ち着かないしいつトイレ行こうかも悩む。

看護師に聞いてみると、まだ決まってないけどお昼過ぎくらいかなー。とのこと。こんなソワソワした状態で、あと1時間も…。長いなー。

とりあえずユズオに、まだ時間かかりそうってLINE。

すると同時に、さっき出ていったばかりの看護師さんが飛び込んできました。

シオリさん!!今から行きます!!!トイレ行ってきて!!

えっ?(゚ロ° )えーっっ!

そんなに突然決まるのーっ?!

「今から行く!」と一言送り直し、急いでトイレを済ませたらバタバタと手術室へ向かいました。

ここまでの治療費総額…¥1,282,590

No.202ーその③に続きます。

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