No.212ー体外と産み分けを両立したい

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20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。

※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから

★2021年1月頃のお話です。

★前回のお話はこちらから→No.211

産み分け希望

これまで不妊治療を続けてきて、男女の産み分けっていうのはあんまり考えたことなかったんですよ。授かれるならどっちでもいいし、そもそもAIHや体外受精ではその概念が無いし。

男しか産まれないユズオの家系と、女しか育たないうちの家系(詳しくはNo.133で↓)の相性の悪さが気になってはいたけど、何だかんだ言って自分が産むのは女の子に違いないってずっと思ってtたんです。なんていうか、本能的に?

でもこれまで妊娠が3回ダメになって、もしかして…みんな男の子だったからとか・・・?って思い始めたある日、誰かのブログで中国式カレンダーについて書いてるのを見ました。

中国式カレンダーは中国に昔からある統計学で、女性の年齢×妊娠した月の組み合わせで男女どっちが産まれやすいかがわかるそうで、アジア人ならなんとその的中率は90%とも!

いやなにそれ?かなり眉唾モンじゃん。と正直思ったんだけど、試しに調べてみたらシオリの過去の妊娠は見事に男の子だったんです。

で、思い返せば今まで田縣神社にせっせとお参りしてお守りを枕の下に入れたりしてたけど、あそこって男の子希望の人が行く所じゃない?なぜか全然考えたことなかった。

男の子しか出来ないけど男の子は育たない説…色々考えれば考えるほど、もう本当にそうなんじゃないかって…

ゾッとしました。

駄目だ。

女の子じゃないと駄目なんだ。どっちでもいいとか言ってる場合じゃないわ。

何とかして女の子を授からない限り、いつまでもゴールには辿りつけない気がする。

今後の方針

とはいえ今のまま体外してたら産み分けって出来ないじゃないですか。(着床前診断なら性別わかるけど日本では産み分け目的の検査は認められてない) かといって完全に自然に任せたら妊娠率が低すぎる。(PCOS+卵管片側無い+精子弱め)

状況考えたら大人しく体外続けるべきなんだろうけど、タイミングで2回妊娠したことあるんだからまたできるはずっていう思いが捨てきれず…

もう一つ、流産確定前に行った産科の先生と話した時に「そもそも何で体外やってるの?不妊治療が必要とは思えないんだけど」って言われたんです。不妊治療の専門医じゃない人からはそう見えるのか~と思ったのも引っかかって…

タイミングだけにしてもいいのかな?いやそんなわけないよなって

もう、迷走。

それでこのころ転院先の第一候補で考えてたのが、子宮外の時に通っていたN木婦人科でした。ここの体外は注射を使わない低刺激で1個採卵→新鮮胚移植が基本で、受精卵が数個出来た時のみ凍結する方針。1採卵あたりの妊娠率は低いけど毎周期採卵できるから最終的に近道かもしれないっていう、数打ちゃ当たる戦法みたいなやり方でした。(言い方)

シオリはこれまで2回高刺激で採卵したけど空胞だらけで、たくさん育てた意味が全く無かったんですね。なのに卵巣は腫れるからしばらく何も出来ないし、薬代も体の負担も無駄に多いからめちゃくちゃコスパ悪いなと思いました。

で、疑問だったのが、卵30個あるうちの1個しか妊娠に繋がらないとして、1個だけ育てた時はその質の良い卵が主席として選ばれやすいのか?それとも完全にランダムなのか?ってこと。(↓こういうこと)

友達の家族が現役の培養士さんだったから聞いてみたら、答えは「わからない」でした。

でもわからないってことは逆に、ランダムとも言い切れないってことなわけで。質が良い子が育つ可能性に賭けて何回かやってみてもいいんじゃない??失敗したら恐ろしい賭けだけど。

しかもそのやり方なら、育った卵が右なら採卵左ならタイミング(もしくはAIH)で産み分けを狙うってことが可能なんじゃない???理屈の上では。

それが効率いいかどうかはとりあえず置いといて、今の自分が納得できるベストなのは間違いない。

とりあえず病院に行って相談してみることに決め、同時に産み分けゼリーの購入を考え始めました。

ここまでの治療費総額…¥1,312,700

No.213に続きます。

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