No.37ー２度目の転院、初診

20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。

※過去４年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから

★２０１８年１月頃のお話です。

前回のお話→No.36 引越とお休み期間

Ｎ木婦人科の魅力

Ｄ６１。最初の病院選びの時から候補になっていたＮ木婦人科へ。新居から徒歩１０分で行ける不妊専門病院です。

ここの１番の魅力は、予約制ではないこと！！

次回受診日は指定されますが、基本的には午前でも午後でも好きな時間に行けばOK。

帰り際に受付で「○時か○時しか空いてません」なんて言われてオロオロする事が無いので、パートと両立するには最高です。

よくある【生理○日目に受診】っていうのも私は嫌いで。いつが１日目になるかなんて血を見る瞬間までわからないし、そのとき診療時間が過ぎていたら電話をかける時には既に２日目。翌日の予約なんてほとんど埋まってて選べないし、だからって仕事は急に休めないし。(それに不妊治療の受付ってやたら塩対応な人が多いので、なるべく電話をかけたくない)

生理前から無事に予約が完了するまでの、一連のドキドキ感が大っ嫌いなんです。

それが無くて、家から歩いて行ける。

そして、治療に無駄がなくて安い(という噂)。

ここならもはや、通院のストレスなんて無いようなものじゃない？？？

と、新しい病院に期待しまくりでした。

初診

初めての病院に入る時は、勝手がわからないからいつも少し緊張…。

中に入ると、すごく広々とした待合室と個室のキッズスペース。受付も広くて、ナースステーションのような空間でした。Ｅ田クリニックとは雰囲気が全然違う。

初診であることを伝えて、問診票を記入。

受付に渡して確認してもらったところ、予想外の展開が…

注射が無い

不妊治療専門で注射を使わない病院なんて存在するとも思っておらず、一瞬で頭が真っ白に。

Ｅ田先生、そんなこと一言も言ってなかったじゃない…！HPもよく見たけど、書いてなかった…よね？見落とした？

え、ちょっと待って？もしかしてもう帰れって言われてる？？

しどろもどろになりつつ、そんなような事を訴えました。

ちょっと威圧的な態度で言われて、既に不安しかない…。

看護師との話

少し待ったら、今度は看護師さんとお話。(先生にスムーズに伝えるため、先に話や質問をまとめておく)

さっきと同じく、うちでは注射を使えないという話を改めてされました。

でも「他の薬を使えるかもしれないので、先生に聞いてみましょうね」とのこと。

Ｅ田クリニックではクロミッドを休む＝治療自体を休むことになり、他の薬があることすら教えてもらえなかったから…どんな方法があるのか、未知の世界。

でももし先生がクロミッドしか駄目って言ったら、すぐに転院先考えないといけないのかな。せっかく良い病院だと思ったのに…どうしよう…

待っている間に、どんどん不安でいっぱいに。

先生との話

順番が来て、いよいよ診察室へ。

注射が無いことを知らずに来たことと、他の方法を試したことがないことを緊張しつつ伝えました。

すると先生は、

なんともあっさりで拍子抜け。

先生は無表情で淡々としてるけど、優しくて安心しました。

エコー

もうＤ６１なので、今さら排卵が近かったところで妊娠は期待出来ない。まぁどうせ育ってる卵胞も無いだろうけど。と思っていたら…

先生「多分右で排卵したんじゃないかな～…」

排卵した跡のようなものが見えるとのこと。

え、意外。

そのあと基礎体温があるか聞かれて見せたところ、[高温相に入っているんじゃないか？]と指摘されました。

と言ってもガタガタだし、もっと高い日あるし、素人目にはよくわからない。

※ちなみにこんな感じ↓

ガタガタです(-.-;)

薬でリセット

とりあえず今回は薬でリセットして、次周期から基本検査をしつつ排卵誘発剤を試していこうということになりました。

(排卵したかどうか確実じゃない状態で何日も待つより、薬の方が早いという判断)

出された薬はノアルテンというホルモン剤を１週間分。ちなみに調べたら妊娠の可能性がある人は服用NGの薬でした。

排卵済みで高温相かもと言いつつも、この周期で妊娠出来るとは先生も想像していなかったんでしょう。

もちろん、私も。

■本日のお会計…￥２７７０

No.38に続きます。