20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2021年7月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.290 判定日②
4w4d
体温 37.10
6時前に起き、目覚めも気分も割とよくて普通に仕事行ける気がする。もう厳しいかと思ってたからとりあえず良かった。余裕もってのんびり支度して、いつもより早いバスでパートに向かうため、ユズオが起きたと同時に出発しました。
ユズオ 今日時間長いんだよね?夜お惣菜とか買って帰ろうか?
朝からなんて神がかった優しさなの。
職場はスーパー内なんだから普通に自分で買えるし、ユズオが急に帰り遅くなったら食べるものなくて困るから全然大丈夫なんだけど、それもわかった上でとりあえず聞いてくれるところが好きすぎる。(急なノロケ)
バスはすごい渋滞で全然進まなくて、かなり早く出たのに到着はちょうどいいくらい。(普段10分の道が40分かかる)窓の外の動かない景色を眺めながらぼーっと座ってたら、ふと自分が妊娠中なことを忘れてた事に気付く。
昨日の今日でもう妊娠の事が完全に頭から離れてたってこと??今までだったら考えられない…!!でもこれぐらい何も気にしない方がいいのかもしれない。
仕事は行ってびっくり、納品が来るまで食材が何も無いという絶望的な状況で、営業を回しながら仕込みを同時進行のもちろんワンオペ。早く行った意味は全くなく、ただただめちゃくちゃ忙しい目にあってイラつく暇も無かった。
昼すぎから疲れが出始めて、手の震えと目眩で倒れそうになってくる。やっと交代の人が来て休憩に入っても地味に手足が震えっぱなしでおさまらず、戻って少し作業したら急激に体調悪化…
もう立っていられなくて、レジの下で隙あらばしゃがみこむ。吐き気と目眩が酷くなっていよいよ無理だと思って、でもそこからもう一歩我慢したら急に元気が戻ったりして調子が安定しない。
普通と最悪を繰り返しながら何とかかんとか18:30までやりきりました。
パートの主婦にワンオペで8時間やらせる飲食店ってどうかしてるよマジで…
帰りがけにオーナーが顔を出したから、早いけど妊娠報告と次からのシフトは今まで通りに働けるかわからないことを話しちゃう。いきなり長期休みを取ったり辞める辞める詐欺を始める婆が居るから、正直先に言ったもん勝ちなとこあるからね。
今時間あります?って改まって話しかけたから、もう絶対そうだろうと思ったらしく「えっ、な…なに?もしかしてアレ!?」って最初からニヤついてた笑
過去のことや不妊治療のことも全部知ってるから純粋にめっちゃ祝福してもらえ、今後はなるべく一人にならないようにシフトを考慮すると約束してくれました。
「もし代わりが居ない日があれば俺が入るから大丈夫」とも言ってくれて、とりあえずこれでいつ本格的な悪阻が始まっても安心だと少しほっとした。(ここまでは良かった。ここまでは…)
ようやく1日が終わった安心感でどっと疲れて帰り道はもう死にかけ。妊娠が継続するなら、もう本当にこの仕事は続けられないな。
帰ったら腰痛ベルト届いてた。これで普通に歩けるようになればいいなぁ。
症状
□なんか喉がつまってる?声がこもって出にくい感じ。
□立ってる間は腹痛・吐き気・腰痛は意外と全然無くて、座ると思い出したようにどっと来る。
□たまに尻の穴がつーん!と痛くなる謎現象。調べるとけっこうあるあるっぽい(?)
□足が全く上がってないらしく、1日で6回くらい何もない所で躓いて転びそうになった。
ここまでの治療費総額…¥1,650,520
No.292に続きます。