20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
前回のお話はこちら→No.34
★2017年11月頃の話です。
リセット後、受診
AIH3回目でリセットをしてから数日後。
生理が来たら電話で予約を取るというシステムなので、勝手に行くのを止めて転院しても別によかったんですが、律儀に受診予約。
治療を休みたいことと転院の意思は、直接伝えなくてはいけないと思い込んでいました。(真面目か)
診察室に入って早々、先生から…
シオリさん、
じゃあ次もクロミッドで
人工授精って事でいいですか??
やっぱり、当たり前のようにまた同じ方法かぁ…。
(言いにくいけど…)
あの、クロミッドを連続で
使いすぎな気がして…。
内膜も薄くなってると思うし、
ちょっとお休みしたいです。
すると先生、
ああ、そうだね。
わかりました~。
じゃあ、お休みね!
なんと、あっさり。
いや、引き止めて欲しかったわけではないので、それはいいんですが。
他の薬に変えてみようかとか、そういう提案も全くなく。
専門病院でも、そんなもんなのか…。
体外受精の必要性
そして、気になっていた事を質問しました。
【3回の人工授精が失敗に終わってしまったが、今28歳という年齢を踏まえた上で、今後どの段階で体外受精を視野に入れるべきか?】ということです。
自分の中では、AIH6回くらいやっても駄目なら…とか、年齢的にまだ焦らなくてもいいよとか、そんな風に言われるものだと予想していました。
が、先生の答えがこちら。
「うーん、難しいところだけどね。費用が高くなるから若い人には中々こちらから勧めにくいだけで、希望があれば次の周期から始めてもいいくらいですよ。パンフレット持っていきます?はい、これ読んでみて。(難しそうな分厚い紙束渡される)うちでやるなら、1回大体40万円くらいね。」
これには正直ショックで、唖然としました。
すぐにでも妊娠出来ると信じて今までやってきたのに。
20代で1年かけて妊娠しないって、もう体外受精を考えた方が良いレベルだったの?
私の状態って、そこまで重症??いや、さすがに違わない???
え、1回40万って何???
(助成金の制度の存在も知らなかった為、全額実費でかかると思っていた)
そして、ここまで来て初めて気付きました。
時期が来たら先生の方から「次はこうしてみましょう」とか「そろそろ体外受精の方が…」とか切り出されるんだろうと思っていたけど、多分違う。
もしかして不妊治療ってものは、自分で考えて提案していかないと進まないんじゃないのかと。
転院の相談
治療をお休みの間に引っ越しをすることになったので、通いやすい所に転院をするか迷っていることを話しました。
心の中では転院はほぼ決定事項だったけど、そこはちょっとぼかして。
候補がどこか聞かれましたが……ちょっと言いにくい。
というのも、今通っている【E田クリニック】と次の候補の【N木婦人科】は、電車で20分かからない程度の距離。
本当に少し遠くなるだけで、その気があれば余裕で通えるんです(笑)
でもどうせ転院するなら、何か思われてもいいか~と開き直り、
△□駅のN木なんですけど…と答えたら、
ああ、あそこはね~。クロミッド中心で安く済むんだけど、あんまり細かく見ない先生だから、シオリさんのタイプに合うかどうか?だね。
「細かく見ない」というのがどの程度かわからないけど、心配性な私にとっては確かにデメリットかも。ただ、今の通院ペース(1周期6~7回)と毎回の出費に疲れてしまっているので、安くて回数少ないならそれも良いか…と思いました。
色々考えて、また再開したくなったら電話予約するということで話は終了。
とりあえずしばらくは、引っ越しの事だけ考えよう!!
■本日のお会計…¥380
ここまでの治療費総額…¥231,710
次回、No.36に続きます。が、この次からしばらくは別のお話(リアルタイムのこと)を書いていこうと思います。それが終わったら、この続きに戻ります◎