20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2021年5月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→新鮮胚移植③
仕事前にお昼を食べようと思って初めて、あれ?そういえばジンクスは?と思い出しました。今回は直前までそもそも移植なんか出来ないと思って諦めてたから、何をやろうかとか全然考えてなかった。
えーと移植後のジンクスね・・・・・
ジンクスって何だっけ???
ワタリガニ?あ、あとミスドのホットミルク?カニはいきなり手に入るものじゃないし、牛乳嫌いだからホットミルクはパス。・・・
じゃあ何もしなくていっか。終了!(光の速さで諦めるやつ)
その後マックの前を通った時にマックポテトだ!って思い出して、それぐらい一応食べとくか?って思ったけど並んでて面倒だったから結局やめました。最終的にケンタッキーのポテトを食べて、まぁ似たようなもんだからOK~☆ってなノリで終了。
移植3回目にして、普通に考えてマックポテト食べたところで妊娠率上がらんやろという当たり前のことを冷静に考えられるようになってましたね。
とにかく腰が痛くてだるくて動きたくなかったんだけど、仕事は立ち止まる暇もないくらいの忙しさ。重い物を運ぶたびにお腹が痛くなるから心配で、歩き回ることすら本当は嫌なんだけどそうも言ってられなく…
まぁでもこんなことで妊娠に影響するなら人間とっくに絶滅してるわ。と自分に言い聞かせてバリバリ働きました。
気にしないようにしても腹痛はどんどん強くなっていって、しばらくするとフォークでブスブス刺すような痛み方に。
こ…これは!
妊娠超初期症状の子宮チクチクのやつ!!
うん、いやさすがにわかるよ。それは絶対違うって。超初期にも程があるわ。
子宮にチューブ入れてるんだからそりゃ多少は痛みあるよね。
無理して仕事してたせいかどんどん腹痛が酷くなってきて、帰る頃には体を上下させないよう水平にそろりそろりじゃないと歩けない程に。帰ってからは家事も放置して横になってたんだけど、今度はとにかく眠い・・・。
体はポカポカして熱く、起きていられないけど寝ようとしても眠れない嫌~な感じが続きました。
ついでにお腹すきすぎてお菓子を欲望のまま貪り食って、結局寝ないままダラダラしてたらユズオから連絡が来て、重い腰を上げてごはんの準備。チーズの臭いでちょっと吐き気がする。
帰ってきたユズオはごはん食べながら(朝の時点では移植するとも思ってなかったから)何がどうなったのか色々質問してくれるんだけど、もう何も頭回らないし正直黙っててくれよと思ってしまうほど調子悪くて、
いや今話せないからちょっと待って…何でそんなに元気なの?って言って(言ったんかい)、元気が回復するまで無言で待ってもらいました。笑
ご飯食べて少ししたら体調は少し落ち着いて今日の事を話す余裕も出てきたけど、起きてるとやっぱりお腹が痛い…。子宮がシクシク痛む感じ?座ってゆっくりしてるのに何でだろー。
あ、でもそういえば座ってる状態は安静って言わないんだっけか。
と思い出し、早めに横になってそのまま朝までぐっすりでした。
でね、変化を感じたことがもう一つ。
仕事中に店内を眺めてたら2歳ぐらいの子供とお母さんがいて、イヤイヤして大変そうだけど可愛い男の子。そういうシーンを見るといつもなら(何で自分ばっかりこんな思いを…)とか(苦労なく産める人はいいよね…)みたいなネガティブな感情が先に立っちゃってどこか悲しくなるのが基本だったんだけど、この時は見た瞬間
ボウゥゥゥゥン!!!っと頭が噴火して母性が爆発。
なにあれ!?かンわいいいーッ!!!!可愛すぎるーっ!!!と
もう脳がとろけてんのかってくらい心の底からキューンとしちゃって。元々子供は大好きだけど、それでも今まで感じたこと無いくらい可愛く見えて、と同時に自分もこうなるんだというイメージが明確に見えた気がしました。
とはいえ今回で妊娠するだろうって確信したわけではないんだけど、これは近いうちにイケるなと…何て言うんだろ。
神のお告げを受信した感じでしたね。(急にヤベェやつ)
ここまでの治療費総額…¥1,645,020
No.274に続きます。