20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2021年6月頃のお話です。
安静時間が終わったらすぐに診察でした。先生は座るなり無言でパソコンに向かってカタカタカタカタカタカタ…
ブスっとした顔で何をしてるのかと思って画面を見たら、カルテに「移植困難。尿が溜まっていない」と書かれていました。
あー・・・やっぱり?ごめんなさい 一応指示は守ったんだけど、全然尿意なかったもんな。
でもそれについて一切触れることはなく、淡々と今後の説明が始まりました。
先生 今回のもう一つの卵はM1にもならなかったのね。だからどのみち顕微も出来なかったんだけど、こういう時の為に特にこだわりがなければ顕微の同意書は出しておいてほしいんですよ。
わぁ、また言われたー…。こだわりってほどではないけどうちは顕微をする気は無いし、希望者だけ出す物のはずが半強制みたいな感じってどうなの?それに今移植したところなのに次回がある前提みたいな言い方しなくてもさぁー…とか色々モヤりつつ、とりあえずわかりました!と返事。出さないけど。
先生 これから胚盤胞になって、着床は4日後くらいからね。明後日もう一回hcg打ちに来て下さい。じゃ。
そんな感じであっさり終了。今後の生活は特に何も制限がないって言われたけど、当日のお風呂も良いってこと?シャワーしかダメなものかと思ってた。
いやそれより、飲み薬とか無いんだ??
いらないのかな…?注射追加するとしてもなんか心配。
■お会計…¥50000
「あの…本当に良かったですね。」
財布からお金を数えながら出していると、受付のおばちゃんに声をかけられました。妊娠したわけでもないのにいきなりそんなこと言われると思ってなかったからびっくりして、
えっ、あっ?ハイ、ありがとうございます?あ~、やっとって感じですよね。笑
なんてモゴモゴ返すしか出来なかったんだけど、
いやいや…頑張ってましたもんね。と超優しい笑顔を向けてくれました。
子宮外で今すぐ大きい病院行けって言われた時に超特急で紹介状用意してくれたのもこの人だったもんな。そういうのも含めてずっと気にしてくれてたんだな…。その優しさにちょっとじんわりしつつ病院を後にしました。
歩き出したらすぐに生理痛みたいな腰痛が出てきて、めまい感と吐き気も。それはhcgのせいかな?
職場に向かって歩く間、ずっと足がふわふわ浮いた感じで少ししんどめでした。
ここまでの治療費総額…¥1,645,020
No.273に続きます。