No.271ー初めての新鮮胚移植②

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20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。

※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから

★2021年6月頃のお話です。

★前回のお話はこちらから→No.270 新鮮胚移植①

中途半端なところで一ヵ月も更新あいてしまい申し訳ありません…っ!!いや最近忙しくて全くパソコンに手が付けられず、更には2週間で2回風邪ひいて熱出たりと免疫が完全に死んでおります。この先もしばらくスローペースが続きそうですがのんびりお付き合い頂けると幸いです…スミマセン

クリーンルームの内診台に座ってからも緊張感は何も無く、先生が来るまでただぼけーーーっと待つ。

で、準備が進んでさぁ始まるぞという時になって初めて

経腹エコーだったッ!!!ということを思い出しました。

何でかわかんないけど絶対毎回忘れるのよ。普段内診があってもお腹が見えることは無いから、気にもしてない部分の毛とかお肉とかさ…大丈夫?いや大丈夫じゃないよね?

めちゃくちゃ明るい部屋で大人数に囲まれて、ケアしてない下半身丸出しとかヤバすぎるでしょ…。心の中は大騒ぎで冷や汗ダラダラだけどもうどうすることもできず、次回こそは気をつけようと心に誓いました。(でも多分忘れるのよ)

エコーは妙に時間が長くて、チューブが入ってからも誰も何も言わない。

いつ卵?もしかしてもう入った??

今か今かと画面を凝視するもののよくわからず…

すると先生がボソッと「これじゃ駄目だ」と呟きました。

特に何も言われなかったけど、経膣エコーに切り替えたり色々と苦戦している先生。やっぱ尿が溜まってなかったのかな?

しばらくかかってやっと卵が入ると、ほんの一瞬、白い光がチラチラっと…光ったというより、流れ星が見えた気がしました。

あれ?今のがもしかして噂のキラキラ…か?

看護師が「卵ここに戻しましたからね~」とモニターの白い影になってる部分を指して教えてくれて、(全然ピンとこないけど) 処置が終わったら内診台がベッドに変わり横になって安静タイム。

そのついでに、その場で横を向いてお尻にhcgを打たれました。なるほど効率的だ…! 打った後お尻を代わりに揉んでくれるんだけどだいぶ激し目で、尻肉がすっごいプルプルしてるのわかって恥ずかしかった(笑)

また仰向けに戻ると培養士さんが頭の横に来て、今回の結果の紙を渡されました。

今日戻した卵の写真が載ってたんだけど、移植3回目にしてそういうものを初めて見たので感激。※前の病院では、「今日のは成長早かった方の卵です。うちは写真渡すとかはやってないです」だったからね…

看護師 受精翌日に通常なら2つの核(精子と卵子)を確認するところが、今回は卵子の核しか見えなかったから[微妙]と伝えました。それが翌日には分裂が進んでいて、今日が3日目で8分裂まで行っています。受精は遅かったけど、その後は通常のペースに追いついたので全く問題ないですよ。

そんなことあるんや・・・。

最初でつまづいたらもう巻き返せないと思ってたから、そんな成長遅い子を戻したところでな~なんて思ってたけど、諦めなくていいんだ。

なんか…生命ってすごいなー…。

内膜は7.5mm。(これでもよく頑張ってる方) 最低8mm欲しいってよく聞くから薄めかと思ったけど、7mm以上あれば十分だそう。

それから、エコー画面で白く見えるのは卵と一緒に入れる液体と空気が混ざりあって泡が出来てるものだということを教えてもらえました。

じゃあ卵がキラキラして見えるとか見えないとか…ただの泡で一喜一憂してるのかと思うとあれだね。笑

残りの安静時間は眠くなってきちゃって、うとうとしてベッドから落ちかけました。え

感覚的にはタイミングの周期に良いタイミングで仲良しできた日に、とりあえず安心だなぁって思いながら気持ちよく眠る時の感じというか、「今回こそは!!」っていう特別感はまるで無い。

でもこういう時こそ妊娠するんじゃないかな。

ま、そう思うのもいつものことだけど。

ここまでの治療費総額…¥1,595,020

No.272に続きます。

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