No.103ー採卵1回目⑧ 夫から見た採卵日

記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。

※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから

★2020年1月頃のお話です。

★前回のお話はこちらから→No.102 採卵後の衝撃的な言葉

またしても更新遅れてます。いつも見て下さっている方、話が全然進まずすみません…。のんびりお付き合い下さい!

募るイライラ

先生が出て行ってから…頭の中は「意味不明」でいっぱいでした。

空胞だと思ったけど探したらあったっていう謎すぎる状況も。卵の質が悪いから子宮外になったって話も。静脈麻酔って説明されてたのに意識あるまま採卵されたことも。

とにかく全てが意味不明。

っていうか先生、今から採精してもらいますって言ったよね?まだしてなかった事にビックリなんですけど…。(到着した瞬間ユズオは別室に連れて行かれてたから、当然もう済んでると思っていた)

明らかに意味のなかった絶飲食や下剤も…先生の馬鹿にしたような話し方も…

何もかもが、考えれば考えるほど頭にきてしょうがない。でもスマホも触れず飲水も禁止されている今、気を紛らわす方法は何一つない…

今日あったことを思い返しては、ただイライラしながら天井を見つめていました。

そうして15分ほどたった時、外から看護師とユズオの声が聞こえてきました。

あぁ、ユズオ来た。やっと話せる…。

カーテンを開けた瞬間目が合って、ビクッとするユズオ。

ユズオ:えっえっ?!何で起きてるの?

そりゃそうだ。麻酔で2時間は寝てるって聞いてたんだから。

シオリ:…麻酔かけなかったから…(怒)

ユズオ:はっ?何で?

シオリ:知らん…何の説明もないままいきなりやられた…。拷問だった…

ユズオ:は…?そんなことある?

説明と全く違う採卵方法(&一切の説明が無いこと)に、改めて二人でドン引きでした。

シオリ:ってか卵全滅って言われた後にやっぱりあったとか、でも質が悪いとか何か色々言われたんだけど(怒)

それから離れている間のユズオ側の話を聞くと、「卵やっぱりあった」の状況の謎が見えてきました。

ユズオ視点ではこうだった

病院に到着後、シオリがトイレに行っている間に別室に連れていかれた。そこで採精の時の消毒方法など、説明を受ける。待合室に戻るとシオリは既に採卵に行った後。誰も居ない待合で1人、放置される。

30分くらい経ったところで先生が来る。「採卵したけど卵が得られなかった。せっかく来てもらったけど今回は採精も無しでここで終了になる」という説明。(シオリに説明済なことや麻酔をかけなかった事には一切触れず)そうですか…わかりました、と話していると、奥から培養士らしき人が走って出て来た。

培養士さんは先生に対して怒り気味?呆れ気味?な様子で、「卵1つありましたよ」と伝える。え?あったの?と2人でコソコソ言ってる会話はユズオに丸聞こえ。話が終わり、くるっと振り返った先生は何事もなかったかのように…

「卵やっぱりあったそうです。じゃあ今から採精お願いします。」

謝るそぶりも無く、そう伝えて去って行った。採精が終わるとシオリのベッドに案内されたけど、当然まだ麻酔で寝てて今日の結果は何も知らないはずと思っていたのに起きててビックリ。

ユズオ
ユズオ

…って感じだったんだよ。

シオリ
シオリ

はぁ?それってさ…

まだ培養士さんが卵探してくれてる間に

先生が勝手に諦めて先に報告したってことだよね?

ユズオ
ユズオ

そういうことだろうね…

…ありえないでしょ(怒)まだ確定してない情報をわざわざ安静室まで直接言いに来る意味もわからん。

え、ってかさー、何にしても卵1つあったんだったら、さっきの「今まで1回も卵出来たことなかったんじゃない?」とか言ったアレさ。

今すぐ否定して謝ってくれんか???

もうね、色んなことがショックだったし腹が立ったし腹がめちゃくちゃ痛いしで、爆発寸前のメンタルでした。

No.104に続きます。

タイトルとURLをコピーしました