No.245ー局所麻酔の採卵レポ⑤

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20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。

※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから

★2021年4月頃のお話です。

★前回のお話はこちらから→No.244 採卵④

採卵後の体調はというと右腹(針刺した側)とお尻(麻酔の影響?)が強めにズキズキ痛くて、次回は先にロキソニン飲んでおいた方がいいかなぁと思うくらい。でもまぁよくある程度で、座って待ってる分には特に問題はなかったんですが…

会計時に薬の説明を聞いてる時、何故か頭がボーっとしちゃって話が何も入ってこないの。

それも麻酔の影響か、眠いだけだろうと思ってそんなに気にせず普通に帰ろうとすると、最後にもう一回血圧を測るように言われました。

すると上が91。採卵前は普段通り(いつも106/68とか)だったからメモもしてなかったんだけど、100以下ではなかったはず。だけど特に何も思わず結果用紙を渡すと、

受付 は~い・・・え?下がってるけど大丈夫?!?! 帰りは電車?もう少し休んでいってもいいよ?

何を心配されてるのかすらよくわからず、

シオリ あっいや、けっこういつもそうなんで~。車で迎え来てるんで大丈夫です。

謎な返答をしてすぐ帰りました(笑)

卵管造影の時も手術の後もそうだったけど、何かしら痛みをともなう医療行為の後で血圧急降下するのは自分の中ではよくあることだったからもう全然気にしてなかったんです。

この日は元々母と会う約束をしてたから病院近くまで迎えに来てもらったんだけど、診察飛ばされたおかげでけっこう待たせちゃったから、休むとかよりとにかく早く出たかったのもある。

車まで歩いてる間はちょっと痛むお腹をさするくらいで、座れば全然問題ないように思えました。意外と元気そうだから、じゃあいつも通り軽くランチしてスーパー行こうか~となり近くのイオンへ。そこで一歩車を降りたら・・・

普通におしゃべりする元気はあるの。

でも支えが無いとまっすぐ歩けないくらいフラっフラで、目はボヤけて周りがよく見えなくて、頭がボーっとして眠くてだるくて…

とても寄り道できる状況ではなくなってました。さっきまでの元気な様子と変わりすぎて母もビックリ。

どれもこれも麻酔が残ってて眠いからだと思ってたけど、低血圧でもないのに91(しかも急降下)って相当低いらしいね。ふらついたのはそのせいか?…

結局軽く買い物だけしてすぐ帰り、大人しく家でごはん食べました。

ユズオにはLINEで結果を報告したところ、「ヘンセイラン・・・?初耳だ、また調べないとね」との返事。

そうなんだよね。採卵後といったら 空胞 or 卵ある受精する or しない のみだと思ってて、変性卵なんて言葉すら知らなかった。未成熟卵は受精能力がなくて使えないっていうのは聞いたことあるけど、それと同じ意味?違うもの???

いつもだったら待合室に戻った瞬間から検索し続けるけど、なんかボーっとしてたんですよねぇ…

ちゃんと調べないとな~と思いつつ、とりあえずごはん作ったり洗濯したり…眠いのと腹痛は残ってたけど薬を飲むほどでもなく、最低限の家事は普通にできる感じ。

てかそういえば、ユンケル飲んだり禁欲期間気にしても意味ないっていうの、当たってたのすごくない?!結局精液持って行っただけで使ってないんだから。いや~、冴えてたね。

なんて自分の勘の良さに他人事のように感心するくらい精神的にも元気で、落ち込むこともない。

そうこうしてるうちに調べ事のことなんかすっかり忘れて漫画読んでて、帰ってきたユズオから変性卵のことを教えてもらう始末(笑) 採卵失敗してるのに全然興味無くヘラヘラできてる自分に驚きました。

※この「興味がない」という状態、今思えば鬱の入り口でした…。それはまた後日。

ここまでの治療費総額…¥1,568,020

No.246に続きます。

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