20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2018年2月頃のお話です。
翌日
推定5w3d。
ユズオは昨日の早退のおかげで仕事が今度こそヤバめ。夕方まで病院には行けなそうとのことでした。
でも即手術の可能性が残っている事を考えると家族の付き添いも必要なため、たまたま休みだった母が付き合ってくれることになりました。
再検査
採血を済ませたら ひたすら待ち。2時間。
今から手術かもしれないという緊張感を2日連続で味わうとは思わなかった…。
診察
診察は昨日と同じくナミナミ先生です。(嫌だなー…)
先生「hcgが520まで下がっています。このまま自然に流産すると思われるので、手術は必要ないでしょう。このまま経過観察をして、hcgが下がりきったら終わりでいいです」
エコーも見ず。
え…そんなあっけなく終わるものなの?
母はホッとしている様子。
今後のこと
昨日よりhcgが下がっているのでよっぽど心配ないとは思うけど、急変する可能性も無いとは言えないとのことで、
●なるべく安静に。
●何かあった時に搬送が遅れるといけないので、外出は誰かと一緒にすること。
●仕事は、いつでも抜けて病院に行ける状況じゃないなら1週間は休むこと。
しばらくはこんな感じで生活するよう言われました。
1人で過ごすのを避ける程度には危険が残ってるのに経過観察でいいんだ?逆に。
なんか不思議。
仕事は休めるようにお願いしちゃったのもあるし、精神的にも落ち着かないからしばらく休もう。
■本日のお会計…¥1000
モヤモヤ
帰り道に、母と近くのイオンでお昼ごはん。
そりゃ~さぁ。手術となったら色々大変だから、何もしないで済むなら有難いと思うべきなんだろうけどさ。
なんっっか何とも言えないモヤモヤが消えない。
だって結局…診察前に家族を呼ばせた看護師さんも、ユズオの仕事が大変になったのも、母に付き合ってもらった時間も、入院グッズを買いに行った事も、仕事を休んだことも、(ここには書いてなかったけど)2週間後の旅行の予定をキャンセルしたのも。
いろんな事が、全部無意味。
何だったの、この2日間。
何が[良かった]?
シオリ 「はー。脅すだけ脅して、放置でいいって何なの…」
母「まぁ、何事もなくて良かったよ。」
母にそう言われても、素直に【これで良かった】とは思えませんでした。
たった1週間で、順調でもなかったけど、心から待ち望んでいた妊婦生活。
それが駄目になったのに、「良かった」って何が???
良かったことなんか無いよ。
それに、右卵管は元から詰まりを指摘されていた方。次の妊娠をしても、右ならまた同じことになる可能性が高いんじゃない?
リスクの高い卵管を「残せた」ことは、本当に良いことなのか??
不安が残りました。
ただ、唯一 良かったと思えるのは、受精と分割までは間違いなく出来ていた=妊娠できる体だったというのがわかったこと。
着床場所さえ失敗しなければ、次はちゃんと妊娠できるはず。
それは私にとって、とても大きな希望でした。
でも次っていつになるんだろう…。
もう、結婚して1年半。
ここからまた1年かかったらと思うと…
しんどいなぁ。
なんて、ひたすらモヤモヤしながら1日が終わりました。
ここまでの治療費総額…¥245,040
No.46に続きます。