20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2021年3月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.233 高5~高10
妊娠を暗示?
これは高11の明け方に見た夢の話です。
その日は大雪が降っていて、シオリは昔両親と住んでたマンションの部屋の前に立ってた。さんまさん(芸人の)が声をかけて来て「雪見ようと思ってな。上に行こう」って誘われ、一緒に12階の屋上へ。普段は入れないのに今日は解放されてるんだなぁと思いつつ扉を開けたら一面の雪景色。
手すりにもたれてボーっと景色を眺めてたら、マンションの他の住民が後ろで雪遊びしてる。不思議と子供たちは雪に興味が無さそうで大人の方が夢中になって雪だるまを作ったりしてるから、あぁこの雰囲気なら自分もやっても恥ずかしくないかなと、安心して大きい雪だるまを作った。
部屋に戻ると父が「俺も雪見たい」と。屋上は寒いから行かなくていいって言うから、一緒に窓から外を眺めた。そうこうしてるうちに夜になってしまって、買い置きの食材が無いから近所のスーパーに買い物にいこうって話に。
支度をしてると和室から声をかけられて、亡くなったおばあちゃんが座ってた。「あのスーパー行くならね、この券あるから使っておいで」たくさん溜めた割引券を30枚も渡してくれたんだけど、見てみたら期限切れだったり違う店の物、条件付きの物ばっかりで今使えるのは1枚も無い。それを説明しても「使えるでしょ?だめなの?」って繰り返すだけで話が通じなくて。
あれ…?いつの間にこんなに認知が進んでしまったんだろう。こうやって少しづつ話が出来なくなっていくのかと思うと切ない。
黙って受け取って、「使ってきたよ、ありがとう」ってニコッとしておけばいいんだろうな。でも嘘はつきたくないんだよ。
…そこで起きました。
夢って起きてから考えたらめちゃくちゃな設定だったってことが多いけど、なんか異常にリアルで。マンションにさんまが居るわけないことを除けば、窓から見えるスーパーの位置まで当時のままでした。
起きた時に内容をここまで詳しく覚えてるのも珍しかったから、妙に気になったっていうか何か意味があるような気がして、忘れないようにすぐにメモ。二度寝してもまだハッキリ覚えてたから、出てきたキーワードを夢占いのサイトで調べまくりました。
そしたら・・・何を見ても突然の幸運とか願いが叶う日が近いとか今までの努力が報われるとか、いかにも妊娠を暗示するような言葉が並んでるんです。
えー?まさか本当に今、妊娠して・・・る・・?!
と一瞬思ったけど、そういうのが現実になった話って大体数か月後のイメージあるし、さすがに今周期じゃないか。
妊娠が近いだろうっていうのはずっと自分の中で確信があったからそこは意外と冷静で、「やっぱりね」くらいのもんでした。
とりあえずそのことも忘れないようにメモして、ちょっとウキウキしながらもう一回寝る。(寝すぎ)
三度寝からすっきり起きたらユズオとお出かけへ。たまにお腹をフォークでザクザク刺すような激痛があったり腰が嫌な痛み方をしてたけど、「今回は正常妊娠かリセットのどっちかで子宮外、流産は無い」っていう謎の直感があったからそこまで心配はしない。たくさん歩いたからって流産するわけじゃないし、安静にしてたら妊娠するわけじゃないしね。
そんな痛みがありつつもこの日は何故かものすごい活動的で、
朝から名駅でショッピングと家電の工事依頼 → 行列に並んでラーメン食べる → 星ヶ丘でぶらぶら → けっこう疲れてからメインイベントの東山動物園 → 今池の居酒屋で飲む → スーパーで買い物して帰る(しかも移動は電車とバスの乗り継ぎ)
っていう・・・どういう発想でこれを1日に詰め込んだ?っていう、普段ならありえないフットワークの軽さ。18000歩も歩いてました。
高温期の飲酒については今までならよっぽどリセットを確信してない限り控えてたんだけど、それももうあんまり気にしなくなってました。
普通に自然妊娠する人(妊娠に気付いて病院に行ったらもう心拍見えてた、みたいな人) は生理予定日より前に妊娠を疑ったりなんかしてないんだろうな…と思うと、過剰に避けても意味ない気がして。
飲むと言っても週1回あるかないかだし、ストレス発散程度に軽く飲むのはOK!色々我慢するより笑って過ごした方が妊娠率も上がるはず!!って感じで、自分の中で少しづつ考え方が変わっていっていました。
ここまでの治療費総額…¥1,352,520
No.235に続きます。