20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2019年12月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.93
体外を始めると決め、まず最初にしたのは職場とシフトの相談。
シオリのパート先では一人、店全体を仕切ってるおばちゃんが居て、オーナーよりもその人の許可が出れば何でも許されるような状況でした。
そのおばちゃんはとにかく自分だけがたくさん働きたい人で、こんなんじゃ給料が足りない!と口癖のように言っていたので…2週間丸々休みたいというシオリの相談には「全然いいよ!いつからでも大丈夫!」と快諾。嬉しそうでした。
これならwin-winの関係で良かったなぁと呑気に休んでいたら、「シオリが好き勝手に休むせいで私が犠牲になっている。シオリは辞めさせろ」的な悪口を上司に言っていたようで…(シオリが辞めたら今後も好きなだけ稼げるから)
それは1年後くらいに知ったんですけどね、本当に腹立つし油断ならないなぁと。
って愚痴になっちゃいましたが、そんな感じでパートはすんなり休むことができました。
次の周期は準備で、その次の周期の採卵時期がいつになるか…なんて予想するのは難しかったので、休み時期はちょっと遅めにしておきました。(開始日を早めるよりは、遅らせる方が薬で調整しようがあるかと思って)
でも初めてでどうなるかわからないから、もし休みが全く合わなくて通院出来なくなったらどうしよう!?ってずっとドキドキしてました。
D10
初めての採卵なので、最初の検査のためD10が指定日でした。
採血×3本。
この結果次第で、
卵の刺激方法を決めていきますから。
結果はすぐにわかるわけではなく、次の指定日は10日後でした。(遅くない?)
■お会計…¥9400
↓この間は薬なども何もないから、特に症状はなく元気。
Ⅾ21
前回の検査結果。
LH…5.4 / FSH6.5
多嚢胞の割にはLHが低い…?と言われたけど、問題はないそう。
そしてここで、シオリは初めて自分のAMH(卵子の残りがどれくらいあるか)を知りました。けっこう大事な検査だと思うんだけど、今までの病院では一度も触れられてこなかったAMH。
シオリの数値は…8.16でした。
※30歳での中央値は4くらいで、6~7以上だと多嚢胞
多嚢胞なのはわかりきってることなので驚きはなかったですが、先生には「AMHが高すぎて普通のロング法は出来ない」と言われてしまいました…。
たくさんの卵が一気に育つとOHSSになって危険だからダメ。レトロゾールと注射併用する形で、数を抑えながらやっていくしかないね。
えーーっと…。
多嚢胞の唯一良いところって、一度にたくさん採卵・凍結できることだと思っていました。
初回の採卵で20個くらいは取れて、培養の過程で減っていっても10個近く胚盤胞で凍結して。
それくらいあれば1人目は余裕として、2人目の通院も移植だけで済む=楽!って思ってました。
将来2人、なんなら3人産むために今頑張るんだって。
その計画がいきなり総崩れで、もう大ショック。
レトロゾールと注射なんて…
何個も育つと思えないんだけどなぁ
そのあとエコーで、今の状態を確認。
左右合わせて30個以上は見えていて、大きくなっている卵はまだありませんでした。
するとまさかの…
先生:うん、まだ全く育ってきてないから今日から刺激始めてもいいけど。どうします?
いや噓でしょ!?!?
D21から刺激開始って…質とか大丈夫なものなの?
来月採卵のつもりで休みを取ってるので、ということでお断りをしました。
リセット用にプラノバール10日分処方。
飲み終わってから2~3日後にリセットするから、D2に予約を取るよう言われました。
もっと色々検査や前準備があって大変そうっていうイメージだったけど、結構簡単というか…あっさり始まるんだなぁ。
■お会計…¥2030
ここまでの治療費総額…¥558,904
No.95に続きます。