20代からの不妊治療レポを絵日記風に書いています、シオリのブログです。
今回は不妊治療を始めるまでの話の後編です。
前回のお話はこちらから。
ユズオとの出会い
モラ夫と離婚後、今度はまともな人を見つけるぞ!と意気込んで婚活を始めた私。とはいえバツ1ですし、条件は特にありません。怒鳴らなくて借金しない人なら何も望まない と思っていました。
そしてその婚活をきっかけに、ユズオと出会います。
ユズオは顔も性格も趣味も、どこを取っても私のどストライクな人でした。普通だったら絶対にかぶらないような共通点が多くあって、運命の出会い!?…と思うのを通り越して気持ち悪いくらい。お互い一目惚れのような感じで、すぐに付き合うことに。何に関しても価値観がほぼ同じで、喧嘩になる事が基本的にありません。
トントン拍子に話が進んだ結果、初めて会った日から1年たたずにスピード婚しました。(ほんとに懲りてないですね!)
結婚
2016年5月に入籍。そして9月に新婚旅行の予定だったので…
8月にピルをやめれば、
ハネムーンベイビー狙えるかも(*´∀`*)
なんてお花畑な発言を平気で友達にしていました。思い返すと恥ずかしすぎです。
「もし旅行前に妊娠して体調悪くなったら大変だから、全部終わって落ち着いてからにしたら?」と冷静な意見をもらい、確かにそうかと考え直しました。
この時、ピルを止めた直後は生理周期が整って妊娠しやすいという情報をネットで見ていたので、自分もそうなるだろうという謎の自信があったんです。
自己流妊活を開始
旅行も終わった10月にピルを止め、いよいよ妊活を解禁しました。
まず始めたのは、基礎体温をつけること。葉酸サプリを飲むこと。
そして、【赤ちゃんが欲しくなったら最初に読む本】みたいな雑誌を買ってきて妊活レシピをまったり読むというゆるふわベビ待ち女になっていました。そういう妖怪いそう。
妊娠しにくいかもしれないと言われた過去を完全に忘れていた訳ではないんですが、この時は「ピルを止めると妊娠しやすい」説への期待の方が遥かに上回っていました。何だかんだ言っても、若いうちはタイミングさえ合えば勝手に妊娠するものというイメージしか無かったんです。
(排卵日は知っていたけど、その後の受精や分割、着床までに大変な道程があるなんてことは知りませんでした。)
妊娠の難しさを甘くみすぎていた私は、木村さんの待ち受けなど妊娠のジンクスと言われるものを見つけては試しながら、初めての排卵日をゆる~く待ちました。
生理が来ない…?
ピルをやめてから基礎体温を測っていましたが、グラフはガタガタでいつが排卵日か全くわかりませんでした。ちょっと体温が下がると、今日かも!と思って仲良しするものの、その後も高温期に入ることはなくガッカリ…。
そんな状態を繰り返してるうちに気付けば3ヶ月、一度も生理が来ないまま年末を迎えようとしていました。
昔から生理不順だったとはいえ、今までは長い周期でも45日くらいだったのに何で…。でもこれはもう、自力ではどうすることも出来ません。仕方なくまた婦人科に行くことにしました。
婦人科=不妊治療開始?
3ヶ月生理がこなくて困っていた私。年明けに婦人科に行こうと決めましたが、あくまで「一度生理をおこすため」であり、その後はまた自己流の妊活を試すつもりでした。不妊治療というのはすごくハードルが高いことで、自分達には関係無い世界だと漠然と思っていたからです。
でも実際は、一度行ったらその流れでタイミング指導をされ、検査を受け、排卵誘発剤を飲むことになり…と、気付けば不妊治療が始まっていた感じです。
そして検査を進めるうちにお互いに原因が見つかったので、そのまま本格的な不妊治療を始め…今に至ります。
ユズオは子供が欲しかった?
私は22歳で焦っていた程に子供が早く欲しかったので、結婚後すぐの妊活も当たり前でしたが、ちなみにユズオはどう思っていたのかというと…
ユズオも同じタイプの人間でした(笑)
彼は彼で昔から、25歳までには結婚して20代のうちに子供を持つはずだ(できれば2人)という人生設計があったそうです。
なので「妻27歳、夫28歳、新婚子供無し」という状況は客観的に見ればごく普通ですが、私達にとっては既に焦りしかありませんでした。
この年齢での不妊治療はまだ早い、ではなく、しないと間に合わない(むしろもう遅れている)から必要なら仕方ないと思っていたんです。
その感覚が最初から同じだったおかげで、特に話し合うこともなくスムーズに通院を始める流れになりました。
まとめ
我が家が不妊治療を始めた理由は…
- シオリが子供が出来にくいと昔言われたこと
- 2人とも今すぐ子供が欲しかったこと
- 自力では生理が来ないから仕方なかった
- 婦人科に行ったら自動的に始まってしまった
- お互いに不妊の原因があったこと(後に発覚)
- お金をかけてでも絶対子供が欲しかった
でした。もしどれか1つでも違っていたら、自己流の妊活にもっと長い時間をかけていたかもしれません。この全てがあったからこそ私達はすぐに不妊治療に踏み出す事ができたし、揉める事もありませんでした。
通院を続けるのは体も心も本当に大変ですが、後悔しないためにゴールを迎える日まで支えあって頑張っていきたいと思っています。
では次から本題の、通院レポの始まりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!