20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去４年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★２０２０年１１月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.181 6週の初期症状
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調子悪いって言うほどじゃないんだけど、とにかくだるくてゆっくりゆっくり駅へ。マタニティーマークつけてたおかげで、堂々と(っていうのも変だけど)優先席に座っていけて良かった。本当、お腹の出てない初期こそ必要だよなー。
病院に着くと、１１時の予約なのに待合には３人しか居ない。こんなに空いてるの初めて。時間ギリギリに付いたのにすぐ呼ばれて、心の準備も出来ないまま診察室へ…。
フジ先生：今日は心拍確認ですね。体調どうですか？
シオリ：けっこう悪い時もあって、吐き気とか…あと腹痛もあります。
別にすごい激痛があって…ってニュアンスじゃなく軽く言っただけだったんだけど、「え！？腹痛！？普通無いですけど…。出血は無い？」って、すごい怪訝な顔されてびっくり。
えっ、子宮大きくなる時のチクチクとか、生理痛に似てるとか、妊娠初期症状調べたら大体書いてあるよね…順調なら全くないのが普通なの？…え……。
もう一気に自信喪失(元から無いのに)。
なんか今日も残念な結果で終わるんだろうな。うん、仕方ないよね…
上手くいく気が全くしてなかったから逆に緊張感０で、内診台に乗ってからもボーっと待ち。機械が入ってからしばらくしても先生は無言で、あーあ、やっぱりな…でもこの時間ほんと嫌なんだよなー。
と、思ってたら。
まさかの・・・？
フジ先生：シオリさん、心拍見えてますね。
！？
え？ホントですか？？？
え？？？ 逆に何で？？？(困惑)
マジか…信じられない…。自分でモニター見たかったなー。写真で我慢するかー。と思ってたら。
フジ先生：ちょっとカーテン開けますね。頭上げてこっちのモニター見えますか？
自分の足の間に画面がある感じでだいぶアレな体勢なんだけど、ここはモニター見せてもらえないものと思ってたから嬉しい。
かなり拡大してるのか、画像がブレブレで何がなんだか…。前より大きくなった卵黄嚢と、胎嚢の端っこにこれが胎芽かな？っていう小さい粒がかろうじて見える感じ。肝心の心拍も、ここのチカチカしてるのが心拍ですよ～って言われて初めて、そうだと思って見ればまぁ見えるような…ってくらい。
正直、よくわからん。
嬉しいのは間違いないんだけど、感動して泣くとかは全く無かったです。このまま産めると決まったわけじゃないし、ゴールどころかやっとスタートラインに立っただけ。
てかめいっぱい拡大してかろうじて見えたところでね…７週に入ってたら素人でもはっきりわかる見え方してないと絶対マズいでしょ。
そう思うと、全然安心できませんでした。
ここまでの治療費総額…￥1,258,674
No.183に続きます。
