20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2020年12月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.190 産科に行きたい
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前回書いた理由のとおり…セカンドオピニオンのような下見のような目的でユズオと2人、朝から産婦人科へ出かけました。
HPではコロナのことに特に触れていなくて、立会や面会も中止してない様子。付添いも大丈夫そうなら一緒に話聞こう〜と思って、特に問い合わせもせず直接行きました。ユズオには一旦外で待ってもらって受付で付き添い大丈夫か聞いたら、
「あ〜っ、そうですね…一応遠慮いただいてますが…どうしてもってことなら…居てもらっても大丈夫ではあるんですが〜…」
いいともダメとも言わず煮えきらない感じに、ん??とは思ったけど、待合室に他の男性の姿も無かったのでやめて、ユズオには外で待ってもらうことに。(こんなこともあろうかと近くのファミレスを調査済だから問題なし)そしたら診察終わって戻った時には待合室は付き添いの夫やパパだらけで、えー…なるほどー…ってなった(笑)
問診票を書いていくと、陽性が出た日/出産予定日と当院/里帰りの記入欄だけで、「今日はどうされましたか?」みたいなフリースペース的なものが無い!
産む前提で来たのとは違うもんなー…。 迷った挙句とりあえず出産予定日だけ書いて、受付で小声で説明。
シオリ:あの、他院で体外受精して妊娠中なんですけど、流産するかもしれない状況で…ちょっとこちらでも診てもらいたくて来たんですが…
受付:えっと??他院にかかられているのにこちらに? 紹介状なども特に無く……??? ええと、診るのは大丈夫ですが妊娠中で母子手帳が無いということだと全額自費になりますが大丈夫ですか?
そんな感じで、断られはしないけどめっちゃ不思議そうな反応。
ですよね…やっぱ何で来たのって感じだよね。先生にはどうやって説明したらいいんだろ…迷惑そうな顔されて何も聞けず終わったら…
色々考えてめちゃくちゃ緊張。
混んでたから1時間以上を覚悟してたけど30分くらいで呼ばれて、中待合の方だと思いきやいきなり診察室!心の準備がないまま、えーいと飛び込みました。
診察
先生はチャキチャキしたしゃべり方で、早口だけど穏やかそうな人。
先生:それで今日は?流産しそうだって?
今までのエコー写真4枚を見せつつ簡単に経緯を説明。2日前の診察で、心拍がハッキリしているのに胎芽が育っていなかったことを話すと、
先生:えっ何?心拍は見えてるの?!なんだ、じゃあ問題ないでしょう~。心拍見えてればほとんどの場合大丈夫だからね。
全く育ってないとしても、心拍があるなら今後はどうなるかわかんないと…日赤の先生と同じ反応。心拍見えてるのってそんなに強いのか。95%は継続できるって言うしね。
何もわかんないかもしれないけど一応エコー見る?って聞かれ、このまま帰るのもなんだからお願いしました。
内診室に入ると、着替えスペース狭すぎてびっくり。半畳くらいのスペースに小さいカゴがポツンとあるだけで、(イラストにはタオル描いてるけど)タオルもスリッパも無し。しかもカーテンはレース素材で向こう側透けてる上、何故か顔の高さまでしか無いという…
もう、色々丸出しで先生と対峙。こんな気まずい内診あるの!?ってかなり衝撃でした。笑
でもキューちゃんに会えるなら、そんなことは気にしない。
少しでも育ってますように・・・。
なんてドキドキする暇もなく、超音波の機械が入って3秒後くらい…先生が
「あー、流産だね!」
とハッキリ言い切りました。
ここまでの治療費総額…¥1,271,390
No.192に続きます。