20代から不妊治療をしているシオリとユズオ夫婦のブログです。子宮外妊娠や体外受精などの経験を絵日記風に紹介しています。
※過去4年分の事を遡って書いているため、記事はリアルタイムではありません。治療歴はこちらから
★2020年11月頃のお話です。
★前回のお話はこちらから→No.179 6週の妊娠初期症状
胎嚢確認から長い長い1週間が過ぎ、やっと心拍確認の日…。
もう11月末なのに薄着でも汗かくくらい暑苦しくてだるい。これも妊娠初期症状なのかなぁと思いつつ病院に向かいました。
同じ状況から卒業まで行けた人のブログ見つけて、大丈夫かもって気も少ししてる。
でも今回は多分ダメだろうなって直感がずっとあったから、あんまり期待はしない。緊張感無くボーっと漫画読んだりして待ってました。
40分くらいで呼ばれて内診室に入ったら、なんか急に緊張してきたっていうか…すごい嫌。残念な結果になる覚悟はしてるけど、実際そう言われたらどんな反応したらいいんだろうとかどんな気持ちになるんだろうとか考えちゃう。
超音波の機械が入ってしばらくするも、先生は
けっこう長いこと無言・・・。
これは明らかに、駄目だったやつだな。
残念モードに切り替えて心の準備をしたころ、
アイ先生:うーん…まだ心拍はハッキリ見えないですね。袋はしっかり大きくなってますよ。
・・・ハッキリ見えないって何?
ぼんやりは見えてるってことですか?って聞こうか迷ったけど、全く何も見えてないのを優しさで包んで言っただけだったら気まずい空気になりそうだから止めて「はい…」とだけ返事。
診察室でエコー写真を貰うと、胎嚢は前回より明らかに大きくなってるのがパッと見でわかりました。
実際の写真がこちら。 ↓
※画像出ます!
今日の胎嚢サイズは13mm。1日1mm成長することを考えると、まぁ良いペースかな?(平均より小さいのは変わりないけど)
それから卵黄嚢がはっきり写ってました。神秘的で感動…♡キューちゃん、ちゃんとお弁当持って来たんだね。頑張ってる。偉いよ。
ただ今の時点では、胎芽は全く見えてないそうです。
え、胎芽が全く見えてないなら当然心拍も全く見えてないよね?と思ったけど先生が言うには、初期の胎芽は小さすぎて見えにくいから、チカチカ動く心拍の方が先に見えることがあるらしい。
へぇ~なるほどね。今日どっちも見えてないのは変わらないけど。(やさぐれ)
また来週見てそこで確認できたら…って言われたけど、6週入ってて全く見えないのはぶっちゃけ厳しいよね?流産の可能性が高いって、それならそう言って欲しいのに。
って思ってるのが顔に出てたのか不安そうに見えたのか、シオリが口を開く前に
アイ先生:体外でも、着床がズレる事ってあるから。最初すごいゆっくりだったのに7週過ぎてから急に育ってくる人もいるのでね。
って食い気味なフォロー。
ん-ーー。そりゃそういう人も居るんだろうけどさ。それって何百人に1人とかの話じゃなくて…?
結局今回も、安心も諦めも出来ないモヤモヤ状態のまま終了しました。
また1週間、長すぎる・・・。
■お会計…¥1859
その帰り道、また通りかかった本屋さん。
今日心拍が見えたら買うんだって、心に決めてた初たま。(ムーミンのマタニティーマークが欲しかったやつ)
こんな状況で買っても後々辛くなるだけなんだから買えるわけないよって、残念な気持ちで帰る…ってなったと思うじゃん?
それがなんか不思議と吹っ切れてて、別に今後ダメになったとしても、今回妊娠できたっていう記念に残せばいいじゃん。それでいつかまた妊娠した時に付けたらいいんだから。
そう思って、念願の初たま買って帰りました。
で、せっかくだから鞄にこっそりマタニティーマーク付けました…☆ ちょっとくらい妊婦気分味わったっていいよね。
ここまでの治療費総額…¥1,258,674
No.181に続きます。